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[大学サッカー]昨年度全国2位の法大、山本2発で逆転勝ち(中央大vs法政大)

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[9.28 第82回関東大学サッカー1部リーグ第15節 中央大 1-2 法政大 平塚]

 全日本大学選手権出場圏内の3位・中央大と9位の法政大との対戦は法政大がFW山本孝平(4年=桐光学園高)の2得点で2-1で逆転勝ちした。

 インカレ出場(4位以内)のために負けられない昨年の全国準V・法政大はGK=中根良(2年=ヴェルディユース)、DF=倉田健生(2年=大津高)、福田俊介(4年=西武台高)、新井隆法(4年=前橋商高)、上野恭平(2年=大津高)。MF=江崎一仁(4年=成立学園高)、堀越寛人(3年=前橋育英高)、阿部拓馬(3年=横河武蔵野FCユース)、小檜宏晃(1年=成立学園高)。FW=山本、永露大輔(3年=F東京U-18)。
 一方、混戦の3位争いから抜け出したい中央大はGK=小野博信(3年=韮崎高)、DF=山田佑介(3年=川崎F U-18)、山形雄介(4年=FCみやぎバルセロナユース)、比嘉隼人(4年=国見高)、佐藤秀行(2年=塩釜FCユース)。MF村田翔(2年=F東京U-18)、永木亮太(2年=川崎F U-18)、南木享(4年=帝京高)、柴橋浩太(3年=桐光学園高)。FW=新田圭(2年=桐光学園高)、林容平(1年=浦和ユース)。

 試合は前半、中央大ペースだった。まずは4分にU-19日本代表FW林が決定的なヘディングシュート。さらに9分にも林が快足を活かしたドリブルからシュートにまで持ち込んだ。個人で打開する能力を持つ南木、柴橋の両アタッカーにボールが入らず、その後停滞した時間もあったが39分だ。村田の右FKをニアサイドへ走り込んだ南木が右足で合わせる。これが鮮やかな先制ゴールとなり、中大が先制した。
 山本や永露がサイドやDF裏のスペースを突いてゴールを狙う法大はチャンスを作りながら1点が奪えなかったが、後半17分、倉田のサイド突破から山本が同点ゴール。直後の18分にも山本がゴールを破り逆転。このリードを大宮加入内定の福田や中根らを中心に守った法大が2-1で勝ち、6位へ順位を上げた。

<写真>2得点を決めた法大・山本
(取材・文 吉田太郎)

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