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鹿島vs大宮 選手コメント

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[10.1 J1第26節 鹿島2-0大宮 カシマ]

 J1は1日、第26節の未消化分3試合を行い、鹿島アントラーズはホームで大宮アルディージャと対戦。6戦連発中のFWマルキーニョスが前半21、37分にゴールを決め、2-0で快勝し、2連勝で首位に返り咲いた。
以下、試合後の選手コメント

<鹿島>
●FWマルキーニョス
―2点目のゴールは練習通り?
「あの形のFKは練習からやっている。それを実際にゲームでできるかできないか。練習していた通りにボールが来たからゴールが生まれた。中後がパーフェクトなボールを上げてくれたことに感謝したい」
―Jリーグの連続試合得点記録は意識している?
「一番初めに考えなければならないのは、チームが勝つこと、勝ち点3を取ること、そして優勝すること。チームの結果プラス、私の結果も生まれればうれしいが、まずやるべきことはチームが勝つためにプレーすること」
―今季の目標ゴール数はあるのか?
「あと何点取れるか意識してゲームに入ると、体が硬くなって、思うようなプレーができなくなる。ゴールはチームのためにプレーして自然に生まれるものだと思う」
―今季20得点となったが?
「正直に言うと、日本で長年プレーしてきたが、20得点が取れてうれしい。日々のつらい練習に耐えてやってきているし、こういう結果が出ていることを光栄に思っている」

●FW興梠慎三
「(ゴールを)決めたいですね。今は決まる気がしない。でも代表で合宿に行ったら気分的に変わると思うし。まずチームが勝つために頑張りたい」

●MF中後雅喜
―1点目につながったFKは?
「あの距離は得意な距離だし、自信を持って蹴れた。GKも良くて入らなかったけど、マルキが決めて点になった。マルキが決めてくれなければ惜しいで終わるし、マルキに感謝したい」
―中盤の守備もよかった?
「チーム全体の守備の意識が高くて、いい形で守備ができていた。中盤がどうというより、チームがまとまって守備ができている。結果が出ているのはうれしいけど、まだまだ修正しなきゃいけないところもある。いつベンチになるか分からないし、サブにいい選手もいるから全力でやりたい」
―2点目のアシストは狙い通り?
「狙ったとこに蹴れたし、相手はファーサイドが弱いかなと思っていた。高さでもうちが上だし、岩政さんにはデカイ選手が付くので、そこを外して。イメージとしてはよかった」

●MF青木剛
「後半、守備をしっかりしながら3点目を取れればもっとよかったけど、日程がきつい中、セットプレーで2点取って、無失点でシャットアウトできたのはよかった」
―2試合連続の無失点だったが?
「今まではリスタートだったり、集中力がちょっと切れてやられることが多かったけど、そういうのがなくなったのが今の結果につながっている。でもまだ2試合だけ。集中を切らさないというのを最後まで継続していかないと」
―リーグ戦1本になって集中しやすくなった?
「ACLは悔しい思いをしたし、Jリーグで優勝してまたACLに行きたい。そういう強い気持ちでやっている。この3連戦を乗り越えられれば、週1回の試合になるし、うちのサッカーがしやすい日程になる。連戦の最後はアウェーで、ガンバが相手というきついゲームになるけど、そこを全員で耐えることができれば、その先も見えてくると思う」

●DF内田篤人
―途中交代だったが?
「ミスが多かったからじゃない?何も言われていない。でも最後まで出ないのは楽だね」
―2試合連続無失点だが?
「それはうれしいね」
―リーグ戦1本になってやりやすい?
「楽だね。体力的にも気持ち的にも。普通にやればいいし」
―去年の終盤は負ける気がしないと言っていたが、今もそんな感じ?
「去年は優勝したからそう言えたけど、去年のことは頭に入っていない。今年は今年。ひとつひとつやっていくだけ」

<大宮>
●MF青木拓矢
―Jデビューとなったが、緊張は?
「最初入ったときは緊張したけど、ちょっとしたらなくなった。欲を言えばもっとボールに絡めたらよかった」
―監督からの指示は?
「プレスで前からどんどん行けと。前を意識しろと言われた」
―次は柏戦だが?
「ここは落とせないので、ここを踏ん張って、次は勝ち点3を取りたい。点に絡めるようなプレーをしたい」
―U-19日本代表にも選ばれたが?
「ワールドユースの予選も近い。U-19の方も迫ってきたし、勝負だと思うので、予選を勝ち抜いてワールドユースに出たい」

●DF田中輝和
「鹿島は連戦で、どこかで足が止まる時間が来ると思っていた。後半半ばから前に来なくなったし、そこで僕が前に出れればよかった」
―4連敗だが?
「残り7試合だけど、まだ7試合ある。勝ち点も拮抗しているし、どこかで勝てば順位も変わる。ネガティブになると、雰囲気も悪くなってずっと勝てなくなる。今日も決めるべきところを決めれば、流れが変わったと思うし、そういう決めるところを決める勝負強さを求めていきたい」

(取材・文 西山紘平)

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