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香川の代表初ゴールにお祝いメール20件

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 1-1で引き分けたUAE戦から一夜明けた10日、日本代表控え組が都内で練習した。シュート中心の練習を終えたMF香川真司(C大阪)は、昨日の代表初ゴールを嬉しそうに振り返った。
 「友人をはじめ色々な方々から、嬉しい連絡をもらいました。トータルで20件くらいですね」。そう頬を緩めた香川は、UAE戦の後半26分に途中出場し、その1分後に内田篤人からのパスをワンタッチで右足シュート。国際Aマッチ4戦目にして代表初ゴールを飾った。「両サイドでたくさんボールを繋いでくれていたので、僕は決めるだけでした。皆さんにはとても感謝しています。代表ではボールを回せる人たちが多いので、高い位置で前に出られるし、やりやすかったです」。よりレベルが高いステージでチームに貢献できた喜びと感謝の念を言葉にした。
 UAE戦では、岡崎慎司や内田など北京五輪の戦友と共に戦った香川。「五輪で共にやってきた選手もいるし、若い選手で日本代表を盛り上げていきたい。日本が点を取るために後方でしっかり守ってくれる人がいる。だから我々は走り回って点をとるためにやるだけです。そういう意味でも走り回ってフレッシュに頑張りたい」。経験豊富な選手たちとの融合にも手応えを掴んだようだ。
 15日のウズベキスタン戦では、左MFの松井大輔が累積警告により欠場することから、大久保嘉人か香川の出場が濃厚視されている。ウズベキ戦での先発出場への手応えについて聞かれると、「そういうのは監督が決めること。僕は練習から毎日毎日アピールしていくしかないですから」。謙虚に語った香川は、代表初ゴールで自信を深め、前向きにアジア最終予選初となるホーム試合を見据えた。

(取材・文 山口雄人)

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