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興梠慎三が柳沢背番「13」の継承に意欲

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UAE戦でフル代表デビューを果たし、スピード豊かな動きで将来性を感じさせたFW興梠慎三(鹿島)。動き出しの良さや、巧みなスペースメークは鹿島アントラーズで昨年までの3年間をともにすごした柳沢敦(京都)を彷彿させるものだった。

「ヤナギさんに似ていると言われるのはすごくうれしい。ヤナギさんの動きは見るだけでも勉強になっていたし、本当にみんながうまいと思っていた」と笑顔で言った。

そして、まだ「レギュラーじゃないし、代表に対する意識に変化はない」と言いつつも、柳沢がチームでも代表でも背負っていた13番をつけていることを聞かれると、「どうして13になったのか分からないけど、もしかして(代表スタッフが)考えてくれたのかな。そうだとしたらうれしいです」とまんざらでもない様子。
UAE戦で相手DFを翻弄する動きが岡田ジャパンを活性化させたのは間違いなく、近いうちにチャンスをものにすれば代表定着も夢ではなさそう。鹿島に続いて代表でも「13番」として定着する可能性は十分だ。
(取材・文 矢内由美子)

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