大分トリニータのMF金崎夢生(19)が08年ナビスコ杯のニューヒーロー賞を受賞した。今季ナビスコ杯は8試合に出場し無得点ながら、トップ下に位置する司令塔としてチームを初の決勝にけん引。日本代表候補にも選ばれるなど今後の将来性が期待される魅力的なプレーが受賞につながった。

　決勝前日の前夜祭で表彰された金崎は「こういう賞がもらえるのはチームメイトやサポーターみんなのおかげ。みんなに感謝したい」と喜びを語った。まだナビスコ杯でゴールがないだけに「決勝で点が取れるように頑張りたい」と意気込んだ。昨年はニューヒーロー賞を受賞したG大阪のDF安田理大が川崎Fとの決勝で決勝点を決め、大会MVPも獲得。2年連続のダブル受賞に向け、「出る限りは(MVPも)しっかり狙っていきたい」と力強かった。

<写真>ニューヒーロー賞を受賞した大分MF金崎夢生

(取材・文　西山紘平)