鹿島アントラーズが関東大学リーグ2部から東海大4年のMF川島大地の獲得に動いている事が分かった、と日刊スポーツが報じた。記事によると19日、鹿島スカウト担当者が同校を訪問。条件を提示して正式に獲得オファーを出したという。
　川島は168cmと小柄だが、抜群のテクニックを持つレフティーで、関係者は「トリッキーなドリブルが持ち味。これだけボールを持って仕掛けられる選手は珍しい」と評価している。川島は左ひざ前十字じん帯断裂の重傷を負い長期離脱していたが、10月下旬からリーグ戦に復帰。鹿島は川島の復調を確認して獲得に動くことを決断したという。他クラブも関心を示しているため、結論が出るのはリーグ戦終了後の12月上旬となる見込みだが、地元・鹿島出身の川島の就職先には注目が集まりそうだ。

(文 山口雄人)