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小笠原がクラブチーム設立へ

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 鹿島アントラーズの元日本代表MF小笠原満男(29)が、クラブチームのオーナーとして選手の育成に乗り出すことが分かった。出身地の盛岡市で、来春にジュニア、ジュニアユース世代のサッカークラブを設立する模様。スポーツニッポンによると、チーム名は「レノヴェンス・オガサFC」でクラブのスタッフには大船渡高時代の恩師・斉藤重信監督も名を連ねているという。

 「レノヴェンス・オガサFC」は今秋、柏との提携を解除したレイソルSS盛岡を引き継ぎ、新たなクラブチームとして再出発。小笠原は「できる限りのことはしたい」と早くも選手育成に意欲を示しているという。小笠原の役割は総合アドバイザーだが、金銭的なバックアップも行う予定で、事実上はオーナー的な存在となる。故郷の盛岡で“第2の小笠原”育成を目指す。

(文 吉田太郎)

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