beacon

京都・柳沢が200万円アップ提示拒否、最悪移籍も

このエントリーをはてなブックマークに追加
 京都サンガF.C.の元日本代表FW柳沢敦(31)が来季へ向けた契約更改交渉において、単年で200万円増の年俸6,200万円(推定)のクラブ側提示を拒否していたことが分かった。
 日刊スポーツによると柳沢側の希望額とクラブ側の提示額に大きな隔たりがある模様。柳沢は「現時点では『残る』とは言えない。自分の要望と合わない場合は、違う道を歩むかもしれない」と語り、最悪退団も辞さない姿勢を見せたという。

 柳沢は鹿島から移籍した今季、リーグ戦32試合に出場し、日本人トップの14得点をマーク。チームのJ1残留に大きく貢献していた。なお、京都の加藤久監督は、柳沢の年俸が微増だった理由について、日本経済の「不況」によるものと説明。11日のミーティングでは梅本社長から全選手に「不況なので交渉をする時は、それも頭に入れてほしい」と異例の要望が出されたという。

(文 吉田太郎)

TOP