第87回全国高校サッカー選手権の準々決勝4試合は5日、東京・駒沢陸上競技場などで行われる。

　2度目の出場で初の8強入りを決めた鹿児島城西(鹿児島)は滝川二(兵庫)と対戦(三ッ沢)。スポーツ報知によると鹿児島城西は4日、横浜市内のグラウンドでランニングやミニゲームなど軽めのメニューを約1時間こなしたという。

　鹿島アントラーズ入りが内定しているエースFW大迫勇也(3年)は、1回戦から3試合連続2得点。今大会通算6ゴールで、得点王争い単独トップだ。FW平山相太(国見、現F東京)らが持つ1大会最多得点「9」の更新も射程圏にとらえるが「得点王は意識しない。積み重ねていけばついてくる」。
　準々決勝は守護神・神園優(3年)が出場停止のために2年生GK下市茂樹が先発する。だが大迫勇は「問題ない。点を取って楽にさせたい」と4戦連発を誓った。

(文　吉田太郎)