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[選手権]広島皆実、“ダブル大迫分断”で勝つ

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 第87回全国高校サッカー選手権決勝(国立)が12日行われ、鹿児島城西(鹿児島)と広島皆実(広島)がともに初優勝をかけて対戦する。
 両校は11日、東京・駒沢陸上競技場で練習を行った。広島皆実は得点ランキング独走中のFW大迫勇也とMF大迫希(ともに3年)のホットラインを寸断し、今大会5試合27得点の相手の攻撃力を封じ込めるつもりだ。

 日刊スポーツによるとDF松岡祐介主将(3年)は「中盤を制して(大迫希ら)パサーを封じ、大迫勇を泳がして孤立させる」と宣言。9発男の大迫勇ではなく、大迫希ら相手中盤を封じ込み、勝利を目指す作戦を立てた。1年時から選手権全13試合フル出場の松岡は「最も怖いFW? 怖いと思った相手はいない。大迫勇はうまいが、怖くはない」。大会得点記録を塗り替えた城西攻撃陣封じへ自信満々だ。


(文 吉田太郎)

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