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乾、金崎、香川“新成人トリオ”そろい踏みも、そろって「反省」

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20歳の乾貴士と2月に20歳になる金崎夢生が、いずれも途中出場で日本代表デビューを果たした。
1点リードの79分、田中達也と交代してトップ下に入った乾は、ボールタッチも多く、周囲との連動もまずまず。シュートを2本放つなど、落ちついたプレーぶりを見せた。ただ、乾本人は「監督にはもう1点取りに行けと言われたのに、チャンスを生かすことができなかった。シュートを打つだけなら誰でもできる。決めないといけないし、枠にも入っていなかった」と反省ばかりが口をついた。
88分に香川真司と交代でピッチに入った金崎は、入ってすぐに2度連続でタッチミスを犯すなど、多少浮足立った様子。ロスタイムに放ったシュートも、ボールの芯をとらえることはできず、こちらも笑顔は見られなかった。
3月に20歳になる香川も「結果的に接戦になってしまったし、この相手に2-1のスコアはダメ」と、不満そうな様子で、岡田監督には「失点は香川のボールの奪われ方が悪かった」と言われる始末。新成人3人にとっては、アピール成功とは言えない試合となったようだ。

<写真>失点に繋がるミスがあったMF香川
(取材・文・矢内由美子)

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