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TASAKIの阪口、山本が米移籍

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 昨年限りで活動を休止したサッカー女子のTASAKIペルーレFCは20日、MF阪口夢穂(21)が米プロリーグ・WリーグのFCインディアナ・ライオネシズに移籍することが決まったと発表した。

 なでしこリーグ通算77試合出場22得点の阪口は日本女子代表として昨夏の北京五輪にも出場。代表通算29試合出場14得点を記録している。

 阪口はクラブを通じて「残念ながらTASAKIペルーレFCが休部になり、ペルーレ以外の国内チームへの移籍を考えることができず悩みましたが、オリンピックが終わってから海外でプレーしたい気持が強くあったので、海外へ行くことを決断しました」とコメント。「日本で学んだことを活かして、新天地でも心身ともに成長できるように頑張ります」と意気込みを語っている。

 また、04年のアテネ五輪に出場したMF山本絵美(26)もWリーグのシカゴ・レッドイレブンへの移籍が決定。「TASAKIでの8年間の経験があったからこそアメリカでプレーするという自分の夢を叶えることができたんだと思います。みなさんのたくさんの応援は私のエネルギーでした。これからも自分の道を突っ走りたいと思いますので温かい応援をよろしくお願いします」とコメントした。

 これで、ワシントン入りするMF澤穂希(30)、ロサンゼルスのMF宮間あや(24)、ベイエリアのFW荒川恵理子(29)に続いて米国挑戦の日本人女子選手は計5人となった。

(文 西山紘平)

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