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[ACL]川崎Fvs天津 試合後の選手コメント

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[3.11 ACLグループリーグH組 川崎F1-0天津泰達 等々力]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)が11日、各地で行われ、川崎フロンターレが天津泰達(中国)をホームに迎えた。試合は、前半16分にレナチーニョのゴールで先制した川崎Fが、そのまま1点を守りきり勝利。ACLのファーストゲームを白星で飾った。
 以下、試合後の選手コメント。

[川崎フロンターレ]
●FWレナチーニョ
「勝利を手に出来たので嬉しい。ヘディングゴールはプロ入り後初めて。小さい時に入れたことはあるかもしれないけれど記憶はない。練習でもやってはいたが、ヘディングは好きじゃないし得意でもない。クロスが飛んできた瞬間、『まさか、ウソだろ!?』と思った。オーバーヘッドも考えたけれど時間がなかったし、何とかしようとしたら"頭"がでた」
―次戦への意気込みを?
「(慣れない)ヘディングをしたので頭痛がするよ。次も辛抱強く攻撃をしていきたい」

●FWヴィトール・ジュニオール
―ナイスアシストでしたね?
「アシストできて幸せ。ゴールライン奥まで行ったときには、PAの中がバッチリ見えていた。ニアポストに動いてファーにクロスを入れるような練習は良くやっているし、練習と似たようなシーンだったんだ」
―元イタリア代表のMFトンマージの印象は?
「ゲームをやるまで知らなかったけど、ビッグクラブでやっていた選手なんでしょ。技術の高い人と戦えた経験は大きいね」
―プレッシャーはJリーグと比べてどうだったか?
「長いシーズンのJとこの大会は少しだけ違うと思う。クラブW杯に繋がるこの大会は、やはりプレスが厳しかった。でもうちは前の3人(ジュニーニョ、レナチーニョ、鄭大世)の技術が高いので、彼らの後ろでプレーするのはやりやすい。4人のコンビネーションがもっと噛み合えばもっといけるよ」

●FW鄭大世
―ゲームを振り返って?
「相手は想像よりも大したことはなかった。でも何も出来なかった自分が情けない。今日はボールがおさまる時とそうでないときの差がはっきりしていた。俺がもっとしっかりおさめて散らすことができたら結果はもっと違っていたと思う。イージーミスも多かったし、簡単な連携もうまく出来なかった」
―その原因は?
「少し弱気になっていたのかもしれない。もっと勢いをもって臨むべきだった」

●MF中村憲剛
「ホームで勝つことができたので、今後もこの調子でやっていきたい。中3日で勝ち点を取れたことは大きいが、内容はまだまだ。監督からサイドを使って外で起点を作って行けと言われていたので、今日はサイドを使おうという意識は非常に高かった、それは良い面。でも中へ中へ行ってしまった部分もあったし、繋いでいても前の選手の足が止まることもあった。2次攻撃がダメでも3次攻撃も出来た、でもどこかでもっと長いボールを効果的に入れる必要もあったのかもしれない」

●GK川島永嗣
「もっとサイドをつければよかったが、相手も引いていた。でも逆にカウンターを食らう場面も多くなった。相手はもっとショートパスを多用してくると思ったが、ロングボールも多かった。ルイス(1m93cm)の高さに恐れはなかった。DFラインも上手く機能してくれていたので」

(取材・文 山口雄人)

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