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犬飼会長、雪中戦の山形に「だからこそ勝ってほしかった」

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 Jリーグの秋春シーズン移行を主張する日本サッカー協会の犬飼基昭会長が15日、雪中戦となった山形対名古屋戦がスコアレスドローに終わったことに触れ、「あのような状況だったからこそ山形に勝ってほしかった」と語った、と16日付のスポーツ報知が伝えている。

 後半から激しい降雪に見舞われ、スタジアムの観客席は一部しか屋根がないため、数多くのサポーターが寒さにさらされた。それでも犬飼会長は秋春制へのこだわりを捨て切れないようだ。

 一方で、Jリーグの鬼武健二チェアマンは「大変だったみたいだね」と苦笑い。一部の選手からスタジアムに風呂がないことなどについてクレームも出たが、「まず設備をしっかりしないと難しい。試合中、イスの下にヒーターを入れるとかね」と話し、早期の秋春制移行は困難との認識を改めて示した。

(文 西山紘平)

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