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交代した興梠が決勝点、リーグ初先発の大迫「自分の力不足」

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[3.22 J1第3節 鹿島2-1広島 カシマ]

 自分に代わって入った選手が決勝点。鹿島アントラーズの大型ルーキーFW大迫勇也は悔しさを押し殺し、「自分の力不足」と語った。

 プロ初先発で1得点1アシストと活躍した18日のACL上海申花戦(2-0)に続く2試合連続の先発はJリーグ初先発。ポストプレーで上手く起点となり、前半15分には大迫のシュートのはね返りから先制点が生まれるなど奮闘したが、後半27分にFW興梠慎三と交代しベンチに下がると、後半ロスタイムにその興梠が決勝点を決めた。

 興梠のゴールについて「素直にうれしかったです」とチームの勝利を喜んだ18歳は「交代する選手は(興梠)慎三さんで、僕よりも上の選手。僕は前半から頑張るしかない」と素直に先輩を称えていた。

 また、日本高校選抜の欧州遠征(4月1~15)については「欧州遠征もいい経験ができるけど、鹿島というレベルの高いチームでやることが一番いい経験になる。今は鹿島で頑張ることだけを考えている」と話し、参加を辞退する可能性が高まった。

<写真>後半27分にベンチへ退いた鹿島FW大迫とそれをねぎらうオズワルド・オリヴェイラ監督
(取材・文 西山紘平)

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