千葉vs鹿島 試合後の選手コメント
[5.2 J1第9節 千葉0-2鹿島 フクアリ]
J1第9節は2日、9試合を行い、フクダ電子アリーナではジェフユナイテッド千葉と鹿島アントラーズが対戦。鹿島は前半17分、MF野沢拓也のゴールで先制すると、後半5分にMF小笠原満男のPKで追加点を挙げ、2-0で快勝した。
<千葉>
●FW巻誠一郎
「ホームで勝てないと苦しい。アグレッシブに戦ったし、シュートも20本以上打ったのに、入らなくて…」
―鹿島と力の差を感じた?
「鹿島はACLも戦っていて、コンディションが難しい中での試合だった。後半途中からガクッと運動量が落ちる印象があったし、1点で我慢していれば展開は違ったと思う。そういうちょっとした差の積み重ねが順位の差になっていると思う」
―きょうは2トップだったが?
「ホームではアグレッシブにプレーしたいし、近い距離でプレーする選手が増えた。それがシュート数にもつながったと思う。勝利を早くこのスタジアムであげて、サポーターを安心させたいと思っていたけど…。点を取らないと。点を取らないとダメだと僕自身も感じています」
●FW深井正樹
「ドリブルで奪われず、ひとり抜いたら前が空くし、状況も変わる。そこは積極的に行かないといけないけど、そればっかりだと苦しい。パスもあってドリブルとか、選択肢を増やさないと。鹿島は囲まれても近いところに味方がいるから簡単にボールが回せる。うちもみんな走っていたけど、間で顔を出すのが少ない。それがあってこそ、巻にボールが入るのも生きてきたりする。つなげるところはつながないと。マイボールをもう少し大事にしないといけない」
●DF坂本將貴
「相手は流動的に動いてきたので、中盤もつかみづらかったと思う。FWが常にオフサイドのポジションを取っていて、ラインを深めにするしかなかった。サイドチェンジが多くて、サイドバックも出てきたり大きな展開があって、サイドチェンジを止めるか、ラインを深くするかしかなかった。下げてコンパクトにするか、マンツー気味に前から前から行くか。中途半端だった」
<鹿島>
●FW大迫勇也
―フリーでシュートを打つ場面もあったが?
「狙い過ぎました」
―興梠とのコンビは?
「やりやすかった」
―チャンスは多かったが?
「決めないとダメです」
―マルキーニョス、内田がいない中で勝ったが?
「大きいと思う。鹿島はすごい人たちばかりなので。自分なりに頑張ろうと思っていた」
―次はACLの水原戦だが?
「もっと大事な試合になる。決めるべきところでしっかり決めないと、あとあと響く。チャンスが来たらしっかり決めたい」
●FW興梠慎三
―大迫とのコンビで先発だったが?
「いつ出てもいいように準備していたし、出たときはしっかり結果を出したいと思っていた」
―マルキーニョス、内田がいない中で勝ったが?
「大きいでしょうね。よかったです、勝って。マルキと(内田)篤人がいなくて負けたらゴタゴタなるし」
―大迫とのコンビは?
「攻撃になったらいいけど、守備はまだまだ。もっとセカンドボールを拾えたらチャンスになる」
●MF小笠原満男
「2点取れば、3点欲しくなるし、そういうところを追求したい。チャンスはつくれていたし、しっかり守れていたけど、2-0よりは3-0、3-0よりは4-0がいい」
―前半で岩政が交代した影響は?
「伊野波もしっかり準備していたし、こういうことが大事。代わりの人が機能しないんじゃ意味がない」
―マルキーニョスがいなかったが?
「FWにはそれぞれ特徴がある。だれかひとりに頼るサッカーをしているわけじゃないし、ひとり欠けたら勝てないチームじゃない。個人的には外国人頼みのチームをつくるんじゃなくて、日本人でやっていきたいと思っているし。きょうはマルキも篤人もいなかったけど、だれが出ても勝てるというのが大事。(先発から)一度外れたら簡単に戻れるわけじゃない。それは篤人でもマルキでもそう。競争しながらやっていきたい」
―次はACLの水原戦だが?
「向こうでは負けているし、こっちでは絶対に勝ちたい。1-4という悔しい結果だったし、ただ勝つだけじゃなくて、欲張って勝ちたい」
●MF野沢拓也
―得点シーンは?
「決めるだけだった。あそこで思い切り打ってもしようがないし、相手(GK)の逆を突けばいいかなと思った」
―岩政が前半で交代したが?
「伊野波もスムーズに入ってくれたし、全員で守って全員で攻撃した感じ。まずは首位をキープすることだし、ひとつひとつ勝ち点3を目標に戦うだけ」
―千葉の印象は?
「激しかった。前半から飛ばしてきたし。でもうちも慌てることなく、先制点を取ってからはパスを回せた。相手がボールサイドに寄るので、逆サイドが空くのは分かっていた。視野の広いサッカーができたと思う」
―大迫、興梠という2トップだったが?
「大迫はキープできるし、(興梠)慎三も裏に抜けるスピードがある。2人とも個性があるし、中盤としてもサポートしやすかった」
●DF岩政大樹
―前半で交代したが?
「すぐ試合なんで。休ませてもらおうかなと思って(笑)」
―すぐにACLがあるが?
「そのために(交代した)。この試合も大事だったけど、ある程度前半でリズムもつくったし。次が1週間空くなら無理してもよかったけど、大事を取って。前半からいい流れでチャンスをつくって、守備も崩れていなかったから」
(取材・文 西山紘平)
J1第9節は2日、9試合を行い、フクダ電子アリーナではジェフユナイテッド千葉と鹿島アントラーズが対戦。鹿島は前半17分、MF野沢拓也のゴールで先制すると、後半5分にMF小笠原満男のPKで追加点を挙げ、2-0で快勝した。
<千葉>
●FW巻誠一郎
「ホームで勝てないと苦しい。アグレッシブに戦ったし、シュートも20本以上打ったのに、入らなくて…」
―鹿島と力の差を感じた?
「鹿島はACLも戦っていて、コンディションが難しい中での試合だった。後半途中からガクッと運動量が落ちる印象があったし、1点で我慢していれば展開は違ったと思う。そういうちょっとした差の積み重ねが順位の差になっていると思う」
―きょうは2トップだったが?
「ホームではアグレッシブにプレーしたいし、近い距離でプレーする選手が増えた。それがシュート数にもつながったと思う。勝利を早くこのスタジアムであげて、サポーターを安心させたいと思っていたけど…。点を取らないと。点を取らないとダメだと僕自身も感じています」
●FW深井正樹
「ドリブルで奪われず、ひとり抜いたら前が空くし、状況も変わる。そこは積極的に行かないといけないけど、そればっかりだと苦しい。パスもあってドリブルとか、選択肢を増やさないと。鹿島は囲まれても近いところに味方がいるから簡単にボールが回せる。うちもみんな走っていたけど、間で顔を出すのが少ない。それがあってこそ、巻にボールが入るのも生きてきたりする。つなげるところはつながないと。マイボールをもう少し大事にしないといけない」
●DF坂本將貴
「相手は流動的に動いてきたので、中盤もつかみづらかったと思う。FWが常にオフサイドのポジションを取っていて、ラインを深めにするしかなかった。サイドチェンジが多くて、サイドバックも出てきたり大きな展開があって、サイドチェンジを止めるか、ラインを深くするかしかなかった。下げてコンパクトにするか、マンツー気味に前から前から行くか。中途半端だった」
<鹿島>
●FW大迫勇也
―フリーでシュートを打つ場面もあったが?
「狙い過ぎました」
―興梠とのコンビは?
「やりやすかった」
―チャンスは多かったが?
「決めないとダメです」
―マルキーニョス、内田がいない中で勝ったが?
「大きいと思う。鹿島はすごい人たちばかりなので。自分なりに頑張ろうと思っていた」
―次はACLの水原戦だが?
「もっと大事な試合になる。決めるべきところでしっかり決めないと、あとあと響く。チャンスが来たらしっかり決めたい」
●FW興梠慎三
―大迫とのコンビで先発だったが?
「いつ出てもいいように準備していたし、出たときはしっかり結果を出したいと思っていた」
―マルキーニョス、内田がいない中で勝ったが?
「大きいでしょうね。よかったです、勝って。マルキと(内田)篤人がいなくて負けたらゴタゴタなるし」
―大迫とのコンビは?
「攻撃になったらいいけど、守備はまだまだ。もっとセカンドボールを拾えたらチャンスになる」
●MF小笠原満男
「2点取れば、3点欲しくなるし、そういうところを追求したい。チャンスはつくれていたし、しっかり守れていたけど、2-0よりは3-0、3-0よりは4-0がいい」
―前半で岩政が交代した影響は?
「伊野波もしっかり準備していたし、こういうことが大事。代わりの人が機能しないんじゃ意味がない」
―マルキーニョスがいなかったが?
「FWにはそれぞれ特徴がある。だれかひとりに頼るサッカーをしているわけじゃないし、ひとり欠けたら勝てないチームじゃない。個人的には外国人頼みのチームをつくるんじゃなくて、日本人でやっていきたいと思っているし。きょうはマルキも篤人もいなかったけど、だれが出ても勝てるというのが大事。(先発から)一度外れたら簡単に戻れるわけじゃない。それは篤人でもマルキでもそう。競争しながらやっていきたい」
―次はACLの水原戦だが?
「向こうでは負けているし、こっちでは絶対に勝ちたい。1-4という悔しい結果だったし、ただ勝つだけじゃなくて、欲張って勝ちたい」
●MF野沢拓也
―得点シーンは?
「決めるだけだった。あそこで思い切り打ってもしようがないし、相手(GK)の逆を突けばいいかなと思った」
―岩政が前半で交代したが?
「伊野波もスムーズに入ってくれたし、全員で守って全員で攻撃した感じ。まずは首位をキープすることだし、ひとつひとつ勝ち点3を目標に戦うだけ」
―千葉の印象は?
「激しかった。前半から飛ばしてきたし。でもうちも慌てることなく、先制点を取ってからはパスを回せた。相手がボールサイドに寄るので、逆サイドが空くのは分かっていた。視野の広いサッカーができたと思う」
―大迫、興梠という2トップだったが?
「大迫はキープできるし、(興梠)慎三も裏に抜けるスピードがある。2人とも個性があるし、中盤としてもサポートしやすかった」
●DF岩政大樹
―前半で交代したが?
「すぐ試合なんで。休ませてもらおうかなと思って(笑)」
―すぐにACLがあるが?
「そのために(交代した)。この試合も大事だったけど、ある程度前半でリズムもつくったし。次が1週間空くなら無理してもよかったけど、大事を取って。前半からいい流れでチャンスをつくって、守備も崩れていなかったから」
(取材・文 西山紘平)
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