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部分合流の興梠、対人プレーはダメ

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 19日のACL上海申花戦で右肋軟骨を打撲した日本代表FW興梠慎三(鹿島)は29日、練習に合流したものの、接触や対人プレーを避け、一部別メニューでの調整となった。9対9のボール回しではフリーマンを務め、シュート練習には加わったものの、その後の4対4のミニゲームには参加しなかった。

 「寝返りもできない」と話していた受傷当初からは回復したが、今も「痛みは多少ある」と認める。「それを言ってたら何もできないし、そこは我慢して」と練習合流を決断したが、まだ接触プレーには怖さがあるという。

 「自分が今どこまでできるか試したかったし、それはやってみないと分からないから。あしたもみんなとやって、(31日のベルギー戦で)使うか使わないかは岡田さん次第」

 FW玉田圭司(名古屋)が右足首痛のためベルギー戦の欠場が決定。興梠にとってはW杯アジア最終予選前最後のアピールの場となるはずが、現時点では出場にメドが立っていない。「試合に出れるかどうかは分からないけど、いつでも行けるようにコンディションは整えておきたい。(玉田がケガをして)チャンスなのに自分もケガしたらね」と最後まで表情もさえなかった。

<写真>興梠慎三は一部別メニューで調整

(取材・文 西山紘平)

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