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岡崎慎司(清水)と興梠慎三(鹿島)のスピードスターFWがそろってゴール宣言。ここまで無失点で突き進んでいるオーストラリアのゴールを打ち破り、チームを勝利に導くことを誓った。

「オーストラリアのDFは前には強いけど、裏への反転は遅い。前を向いたらどんどん行きたい」と話したのは興梠だ。

思い出すのは昨年9月にACLラウンド16で対戦したアデレード・ユナイテッド。2試合通算で敗れはしたが、裏に抜け出すと相手が着いてこられないことが分かったという。

一撃必殺の裏パスを得意とする中村憲剛(川崎)が「動きがジュニーニョに似ていてやりやすい」と賞賛するスピードを生かし、代表初ゴールを狙っている。「鹿島でもそうだったけど、1点入るまでは長かったけど、決まればポンポンいけると思う。憲剛さんは前を向いたら一番目に見てくれる。少ないチャンスをきっちり決めたい」と意気込む。

3試合連続ゴールで今や時の人になっている岡崎も、「どのチームに対しても裏を狙うのは同じ。裏ばっかりにならないように気をつけたいが、とにかく点をとらないと勝てない。オーストラリアは無失点できているのでそれを打ち破りたい」と力強かった。

<写真>オーストラリアの無失点記録撃破へ闘志を燃やすFW岡崎慎司

(取材・文・矢内由美子)