[高校サッカー・近畿まほろば総体]

　20日、平成21年度全国高校総体サッカー競技(2009近畿まほろば総体、奈良)埼玉県大会準決勝が行われ、浦和南と浦和東が全国総体出場を決めた。

　浦和と対戦した浦和南は前半12分に先制点を許したが、ここから攻撃陣が大爆発。26分にMF土屋一平が同点ゴールを決めると、前半終了間際には土屋のラストパスをMF藤泉貴洋が決めて勝ち越した。土屋は後半7分、26分にもゴールを決め、ハットトリック達成。その後もFW古波倉要のドリブルシュートと、MF高田遼の直接FKによるゴールで加点した浦和南が6-1で快勝し、90年以来19年ぶりの全国総体出場を決めた。
　
　2年連続の出場を目指した浦和東は西武台と激突。前半10分にDF藤光樹の左CKをDF金子代祐がつなぎ、最後は2年生DF境拓が頭で先制ゴールを決めた。前半相手をシュートゼロに抑えた浦和東は後半15分にもMF吉田裕希が貴重な追加点を決めて2-0で勝利。2年連続6回目の全国総体出場を果たした。

【埼玉】
[準決勝]
浦和 1-6 浦和南
[浦和]田中聡(12分=補・浅子翔平)
[浦和南]土屋一平3(26分、47分=補・宮下宗一郎、66分=補・高田遼)、藤泉貴洋(39分=補・土屋)、古波倉要(72分)、高田遼(79分=FK)

西武台 0-2 浦和東
[浦]境拓(10分=補・金子代祐、55分=補・吉田裕希)


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(文　吉田太郎)