[7.23 東京・日本サッカーミュージアム]

　8月22日より開幕するFリーグ2009シーズンのプレスカンファレンスがこの日行われた。

　新シーズンのFリーグはエスポラーダ北海道、府中アスレティックFCの2チームを加えた計10チームで優勝を争う。昨シーズンまで全21節84試合だったのが全27節135試合と試合数も大幅増。

　さらにこれまでのセントラル開催に加え関東圏では1会場2試合という「共同開催」も行われる。

　選手登録は20人から14人とスリム化し、U-23登録枠を設け、各チーム必ず1人以上のU-23選手をベンチに入れるという新たな試みも行われる。

　さらに選手登録期間を5月18日～12月22日と長期化することで、シーズン中の移籍や選手の入れ替えができるように。活発な選手のクラブ移籍が行われることが予想される。

　冒頭の挨拶で大仁邦爾COOは「当初掲げた目標は2016年までにフットサル愛好者を400万人、Fリーグは16チームまで拡張することだった。現在愛好者は280万人、Fリーグは10チームになった。今後は2012シーズンにチーム数増加を考える予定で、日本にスポーツがともにある豊かな社会の実現にフットサルが貢献できるよう努めていきたい」と述べ、新シーズン総入場者目標を135試合で25万人とし、昨シーズンの50%増加という強気な目標を設定した。

　各チームのスローガンも発表された。

エスポラーダ北海道
「道産子の夢をのせて」

ステラミーゴ花巻
「仲間-Acredite um amigo!!」

バルドラール浦安
「新生!Nueva Epoca」

府中アスレティックFC
「L'anima di Fuchu」(府中魂)

ペスカドーラ町田
「Progresso」(躍進)

湘南ベルマーレ
「勇志湘南」

名古屋オーシャンズ
「Sempre em Frente」(前進、最先端)

シュライカー大阪
「REVOLUTION」(改革)

デウソン神戸
「Onde Verde!!」(緑の波)

バサジィ大分
「3年目の挑戦～『躍動』『飛躍』『融和』～」

　なお、シーズン開幕前のカップ戦、「オーシャンアリーナカップ2009」(8月6～7日@大洋薬品オーシャンアリーナ)のトーナメント組み合わせ抽選も行われ、1回戦で花巻と府中、湘南と北海道が対戦、2回戦で神戸と町田、大分と大阪、名古屋は花巻と府中の勝者と、浦安は湘南と北海道の勝者とそれぞれ対戦することが決まった。

(写真は新シーズンのユニフォームに身を包み登場した全10チームの選手たち)

(取材・文/伊藤亮)