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[日本クラブユース選手権]10人耐えた鹿島ユース逆転勝ち_GL B組第1日レポ

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 第33回日本クラブユース選手権(U-18)が25日、福島県のJヴィレッジで開幕した。
 グループリーグBグループ第1日の2試合の結果は以下の通り

[7.25 第33回日本クラブユース選手権(U-18)GL第1日 鹿島ユース 2-1 京都U-18]

 激戦区・関東を2位で突破した鹿島アントラーズユースと京都サンガF.C.ユース(関西4)との一戦は、約70分間を10人で耐えた鹿島が2-1で競り勝った。

 鹿島は前半12分に197cmの超大型守護神、U-18日本代表候補GK八木直生が決定機阻止のために一発退場。京都MF井上寛太に先制PKを決められたと同時に数的不利を強いられた。だが、代わって投入されたGK鈴木成彰ら守備陣が相手に追加点を許さずに試合を進めると、前半ロスタイムに得たPKをエース、MF土居聖真が決めて同点。後半16分には左サイドの土居からのパスを受けたMF出頭卓也が勝ち越しゴールを決めた。このリードを守った鹿島が劣勢を乗り越えて勝ち点3を獲得した。

[7.25 第33回日本クラブユース選手権(U-18)GL第1日 新潟ユース 5-0 仙台ユース]

 アルビレックス新潟ユース(北信越)がベガルタ仙台ユース(東北2)に5-0で快勝。好スタートを切った。
 J1で2位に浮上するなど好調なトップチーム同様に新潟の“弟分”たちが全国大会で力強い試合ぶりを披露した。前半17分、MF奥山武宰士からのパスを受けたMF福原嵩人が自らのシュートのこぼれ球を押し込み先制ゴール。さらに22分には相手ボールをインターセプトしたFW泉澤仁が左足で加点した。
 32分にも泉澤のゴールでリードを広げた新潟は、後半12分に退場者を出した仙台から途中出場のFW渋谷亮輔と福原がゴールを破り会心の勝利。仙台は前半にミスから失った3点が痛すぎた。


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(文 吉田太郎)

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