beacon

U-20代表、河井の1G2Aで南アに快勝

このエントリーをはてなブックマークに追加

 U-20日本代表は4日、水原国際ユース大会第2日のU-20南アフリカ代表戦を行い、6-2で快勝した。

 日本のメンバーは以下の通り。
▼出場メンバー
GK
1大谷幸輝(浦和)
DF
2鎌田翔雅(湘南)
→HT 8佐藤将也(名古屋)
3當間建文(鹿島)
5菅沼駿哉(G大阪)
→HT 4薗田淳(川崎F)
7永田拓也(浦和)
MF
9青木拓矢(大宮)
→HT 6山村和也(流通経済大)
12横竹翔(広島)
→64分 10鈴木惇(福岡)
13水沼宏太(横浜FM)
15河井陽介(慶應義塾大)
FW
17登里享平(川崎F)
19大迫勇也(鹿島)
→78分 20白谷建人(C大阪)

▼出場なし
18増田卓也(流通経済大)
14渡部大輔(大宮)
16齋藤学(横浜FM)

 メンバーの入れ替わりも多い急造チーム。個々の力は南アフリカとほぼ互角だったが、動きの良さで相手を大きく上回る試合となった。

 前半は立ち上がりから一進一退の場面が続いたが、17分、大迫がもらった正面やや左よりのFKを河井が直接決めて日本が先制に成功する(写真)。26分には永田がPA内でファウルを取られてPKで同点とされるが、35分には、抜け出した青木がゴール前で永田とのワンツーから決めて勝ち越し。さらに攻勢に出る日本は43分、河井のFKを横竹が頭でコースを変えて3-1とし、前半終了。
 日本はここでDF2枚(鎌田、菅沼→佐藤、園田)とゴールを決めた青木(→山村)を代える。メンバー変更が原因か立ち上がりは若干南アフリカペースとなったが、53分には河井の右クロスから、この日キャプテンマークを巻いた水沼がクリーンシュートを決めて4-1。ここで勝負あり。

 この後は南アフリカのレイトチャージに倒れる選手が増えるが、その合間にも76分、大迫のすり抜けが相手DFに当たってこぼれたところを當間が決めて5点目。78分には1点を返されるが、86分には正面右のFKを交替で入った鈴木惇がきれいに左隅に決めて6-2とした。

 しかし大勝にも指揮官の見る目は厳しかった模様。試合後、このチームを率いる岡田武史監督は「6点入ったけれど最後はバテて、コンビネーションも崩れた。普段90分出ていない選手も多いし、今日は(キックオフが)5時半で暑かった(30.6℃)。
 このチームは選考はすべてスタッフがやっている。今日は(日本)代表でもやっている4-2-3-1を試した。(初戦エジプト戦とこの)2試合ではなんとも言えないが、いま(すぐに)Aチームに呼ぶ選手はいない」と、このチームに選ばれている選手たちのさらなる奮起を促した。

<写真>先制点となった河井のFK。河井はこの日1ゴール2アシストで大勝に貢献

▼関連リンク
この試合のPhotoNEWS
水沼、大迫、大谷、登里
永田、佐藤、横竹、鈴木

選手コメント
岡ちゃん、大迫評価

TOP