鹿島アントラーズのDF大岩剛が19日のアウェー神戸戦に先発出場する見通しだが、19日付の日刊スポーツによると、37歳1カ月27日での先発は、センターバックを本職とする日本人選手ではJ1史上3位という。

　DF伊野波雅彦が出場停止のため訪れた先発ピッチ。大岩の先発は5月15日の柏戦以来今季3度目で、過去は2戦2勝だ。18日の最終調整では、約3カ月ぶりの先発とは思えない余裕の雰囲気を醸し出し、「そこまで特別には考えていない。勝ち点3を取ることが大事だと思う。後半戦に入り相手もいろいろやってくると思うけど、それをチーム全員で乗り切るスタンスには変わりはない」と静かに闘志を燃やしたという。

(文　近藤安弘)