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柏アウェーで3発勝利、15位との暫定勝ち点差は2に

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[9.12 J1第25節 名古屋 2-3 柏 瑞穂陸]

 17位・柏レイソルがアウェーで名古屋グランパスに3発勝利。16位へ浮上した。

 柏は前半38分、MF大津祐樹が今季5得点目となる先制ゴール。さらに後半15分にはDF村上佑介の左足シュートで2-0とした。名古屋は26分、DF吉田麻也のゴールで1点差としたが、柏は37分にMF菅沼実が獲得したPKをFWポポが決めて再び2点差。相手の反撃を試合終了間際の1点に封じ3-2で勝った。

 柏によると村上は「シュートの場面はこれだけ雨が強く降っていたので、蹴れば何か起こると思って狙った。ディフェンスも全般的にリズムよく守れたし、支配率も高かったと思う」。ネルシーニョ監督は「前半はゲームを支配しながらパスを回して、いい形でゴールが奪えた。後半は名古屋もシステムを変更してリズムを失うこともあったが、今日の勝利を嬉しく思うし、3連勝中の名古屋に勝てたことはチームにとって、選手にとって本当に大きいことだ」と喜んだ。
 5戦不敗とした柏と、この日試合のなかった15位・山形との勝ち点差は2。第10節から降格圏内に沈んできた柏が、残り10試合を切って残留圏内チームにとっての脅威となってきた。

(文 吉田太郎)

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