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鹿島ファンの一部が居残り抗議、チームバスに体当たりも

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[10.4 J1第28節 鹿島0-1新潟 カシマ]

 試合後は拍手で選手を激励した鹿島アントラーズのサポーターだったが、一部サポーターが居残りで抗議行動を起こした。スタジアムを出ようしたチームバスがゲートを出ると、数人のサポーターがバスに体当たり。バスはスピードを緩めて、いったん停止したが、すぐに走り去った。10人程度のサポーターはその後もスタジアムに残り、クラブに対して抗議の意を示していた。

 前節の名古屋戦(1-4)後はブーイングを浴びたが、この日は多くのサポーターが拍手を送った。MF野沢拓也は「グラウンドに立っている選手もサポーターも悔しい。みんなで1つになって戦っているのが分かる」と感謝し、DF岩政大樹も「もう1回、チーム、サポーターがまとまって奇跡を起こせるようにしたい」と話していたが、“首位陥落”の状況にサポーターも1つになれなかったようだ。

(取材・文 西山紘平)

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