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G大阪はペドロが移籍後初ゴール。ついに首位と1差に

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[10.4 J1第28節 G大阪4-1大宮 万博]

 ガンバ大阪は先制を許しながらも後半に攻撃陣が爆発し、4-1で快勝。3位ながら首位に勝ち点1差に迫った。

 前半25分に先制され、前半を0-1で折り返す嫌な展開だったが、後半6分にMF二川のパスを受けたFWペドロ・ジュニオールが1-1の同点を決めた。8月に“緊急加入”した助っ人の移籍初ゴールでチームは勢いづき、1分後に日本代表MF橋本英郎のゴールで逆転すると、同33分にDF山口智、同43分にはFW山崎雅人が加点。昨年から3連敗中だった苦手の大宮を破った。

 今季前半戦は昨季“世界3位”のチームとは思えない結果が続いたが、7月中旬から一転。7月19日の柏戦(2-0勝利)からリーグ戦11試合を8勝2分け1敗と好調に転じた。ACL出場権も危ぶまれたチームが、逆転優勝に近づいた。

 スポーツニッポンweb版によると、2アシストのMF二川は「後半の立ち上がりに点を取って、いい流れにすることができた」といい、MF橋本は「去年はアジア・チャンピオンズリーグと重なっていた分、力の入り方が弱かった。追加点を取りたいと思って取れたことが一番の手応え」とうなずいたという。

 実は1シーズン制に移行後、最も勝ち点差が開きながら逆転優勝したのは05年のG大阪だ。当時は12差だったが、今度は19差。前人未到の“奇跡”に挑む。

(文 近藤安弘)

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