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日本2-0勝利。森本の“アシスト”で本田がゴール!

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[10.10 キリンチャレンジ杯 日本2-0スコットランド 日産ス]

 日本代表は10日、横浜・日産スタジアムでスコットランド代表と対戦。前半は決定機を作りながらも0-0で折り返したが、後半37分、途中出場のDF駒野友一の左クロスが相手DFのクリアミスを誘ってオウンゴールで先制。さらに同44分、日本代表デビューとなったFW森本貴幸のシュートのこぼれ球をMF本田圭佑が左足でゴールネットに突き刺し、2-0で勝利した。日本は次戦、14日にトーゴ代表(宮城ス)と対戦する。


 日本は8日のアジア杯予選・香港戦で敷いた4-4-2から4-5-1にシステムを変更。5年8カ月ぶりに代表復帰したMF石川直宏がトップ下で先発。DF岩政大樹がAマッチ初出場を先発で飾った。注目のFW森本貴幸はベンチスタートだった。[スタメン&布陣はコチラ!!]

 日本は序盤、縦への速い攻撃でスコットランドを脅かした。演出したのはMF石川だった。素早い動き出しで、右に左に飛び出してチャンスを作った。前半3分、左サイドでボールを受けた石川は、ドリブルで一人かわしてクロスを上げたが、これはDFに当たってしまった。石川がボールを持つと観客が沸き、それにつられるように石川がリズムに乗った。

 前半6分、MF本田圭佑がゴール中央やや右から左足でロングシュート。これは大きく左上に外した。前半12分、左サイドでMF中村憲剛のスルーパスに石川が反応したが、これはオフサイドとなった。中村憲剛と石川のコンビは息がぴったり。中村憲剛のパスに、スピードが武器の石川が飛び出すシーンが何度も見られた。

 前半17分、本田が右サイドを駆け上がったDF内田篤人にパス。内田は持ち上がり、マイナスの角度からグラウンダーのクロスを入れ、これに中村憲剛が詰めたが、橋本英郎とかぶってしまいシュートはミートしなかった。前半20分過ぎから、石川と本田がポジションをチェンジ。石川は本来の右サイドでプレーする機会が増えた。

 前半35分、本田のポストプレーから左サイドの中村憲剛が抜け出し左足で強烈なシュートを放ったが、惜しくも左に外れた。前半41分、ビッグチャンスを迎えた。左サイドでDF今野泰幸の縦パスに石川が反応。このまま左サイドを深くえぐり、中央でフリーだった中村憲剛にマイナスのクロスを入れた。だが、中村憲剛のシュートは相手DFに詰められて得点ならず。絶好機を逃した。前半、日本がボールを支配しながらも最後の局面を崩せず、0-0で折り返した。

 後半、日本はメンバーチェンジなし。スコットランドは、DFウォレスに代わってMFコウィ、FWミラーに代わってFWフレッチャーがピッチに立った。後半4分、左CKの場面で、中村憲剛のキックにFW前田遼一が頭で合わせたが、DFとの競り合いでファウルを取られてしまった。

 後半11分、ついにあの男が登場した。FW森本貴幸が前田と代わって日本代表デビュー。大歓声に包まれながら、待望のストライカーがピッチに飛び出した。

 後半19分、本田の左足がうなりを上げた。ゴール中央やや右のFK。短いステップから本田が左足を振り抜いた。得意の低くて鋭いブレ球を蹴りこみ、相手GKがファンブル。こぼれ球に内田が反応。絶好機だったが、右足のシュートは右に外れてしまった。

 後半20分、日本は一気にメンバーを3人入れ替えた。DF内田に代わりDF徳永悠平、MF橋本に代わりFW大久保嘉人、MF石川に代わりMF松井大輔を投入した。森本と大久保の2トップとなり、左MFに松井、右DFに徳永が入った。ボランチには、中村憲剛が下がった。

 松井は得意のドリブルで左サイドでタメを作った。後半26分にはフェイントをたくみに使い、DF2人の間を抜きにかかったが、とめられてしまった。後半28分、GK川島永嗣がビッグセーブを見せた。左サイドから中央にパスを通され、フレッチャーと1対1となった。だが、川島が相手のドリブルを左足で止め、ピンチを救った。  

 後半30分、中村憲剛の右FKからDF岩政大樹が頭で合わせるが上に外れた。同31分、欧州組が見せた。ペナルティーエリア左で森本がドリブルでキープ。相手DF2人をひきつけ、その横を駆け抜けた松井にヒールパス。松井はそのままシュートを放ったが、決められなかった。
 
 後半36分、日本はMF稲本潤一に代えてDF駒野友一を投入。左SBに駒野が入り、ボランチの位置には今野が上がった。その1分後、駒野が仕事をして見せた。中央から本田のパスを受けて、左足でGKの前、DFの背後を狙って、低くて速いクロスを入れた。これがDFベラのオウンゴールを誘った。日本がラッキーな形から先制点を奪った。

 後半44分、本田の追加点が飛び出した。左サイドから駒野がグラウンダーのクロスを入れると、中央で受けた森本がターンしながら右足でシュート。相手DFに当たったこぼれ球を本田が左足でゴールネットに突き刺した。試合はこのまま日本が2-0で勝利。石川や森本、岩政ら新戦力たちがまずまずの試合内容を見せ、勝利に導いた。

(取材・文 近藤安弘)

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