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[天皇杯]名古屋が3倍以上のシュートを浴びせて磐田に勝利

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[11.15 天皇杯4回戦 名古屋3-1磐田 瑞穂陸]

 名古屋グランパスジュビロ磐田を3-1で下した。磐田が退場者を出したことで主導権を奪い、3倍以上の20本のシュートを放って勝利をつかんだ。

 磐田はFWイ・グノを韓国代表で欠いたが、FW前田遼一は先発。今季限りで退団するFW中山雅史、DF鈴木秀人のためにもと、モチベーションは高かった。

 対する名古屋は、FWケネディをけがで、FW玉田圭司を日本代表でと2トップを欠く苦しい状況だったが、ほかの選手が奮闘。“運”も味方につけた。

 開始5分に磐田がFWカレン・ロバートのゴールで先制したが、前半16分にDF金沢浄が退場した。数的有利の名古屋がペースをつかむと、前半42分にMF吉村圭司のゴールで同点にし、後半7分にはDF吉田麻也のゴールで逆転。さらに後半38分には途中出場のFW杉本恵太がダメ押し弾を決めて勝利を呼び込んだ。

 終わってみれば磐田のシュート6本に対し、名古屋は20本と、圧倒的に攻め込んだ。リーグ戦は優勝戦線から脱落しており、今季落としたACL制覇に再び挑戦するためにも、名古屋は天皇杯優勝に懸けている。

(文 近藤安弘)

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