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[天皇杯]仙台・中島&平瀬が“恩師”に恩返し弾。ユアスタ不敗神話継続

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[12.12 天皇杯準々決勝 仙台2-1(延長)川崎F ユアスタ]

 来季からJ1に昇格するベガルタ仙台が川崎Fを延長の末に2-1で下し、初めて4強入りを果たした。J2チームの4強入りは第86回大会の札幌以来となった。


 奮闘したのはFW中島裕希とFW平瀬智行の“元鹿島”勢だ。前半35分に中島がPA左からきっちりと右足で先制弾を奪うと、延長後半3分には平瀬が決勝ヘッドを決めた。

 川崎Fの関塚隆監督に、最高の“恩返し”をした形だ。関塚監督も“元鹿島”で、鹿島コーチ時代に2人は教えを受けた。平瀬は五輪代表、日本代表に成長。中島は「試合中に髪の毛を触りすぎ!1試合で11回も触ったぞ」と怒られ続けた反面、「スピードはJ1で通用する」と励ましてもくれた。3人にはそんな“縁”があった。

 本拠地ユアテックスタジアム仙台での公式戦は、これで今季16戦無敗(14勝2分け)と無類の強さを発揮。“不敗神話”を継続させた。

 仙台の公式HPによると、手倉森誠監督は「今シーズンユアスタで土が付かなくてよかったと思います。天皇杯が始まる時に、ベスト8が目標だということでやってきました。この準々決勝はリーグ戦を優勝してから迎えようという話をしました。今はすごく宮城県が盛り上がってくれていますし、この盛り上がりを持続させたいということで、そのためには次にまたひとつ駒を進めるという話を選手ともしてきました。初のベスト8からベスト4ということで、まだまだこの盛り上がっている火は消したくないという思いです」と喜びを語った。

 また決勝点のFW平瀬智行については「相手の監督が長く面倒を見てもらった関塚さんでしたし、今日はゲームプランで守備から入らなければいけなかったのでスタメンから外しましたけれど、後半に彼の経験が生きてくるだろうと思いました。うまくゴールも決めてもらいましたし、いい仕事ができたと思います。もう一回、彼にはJ1の舞台で一花咲かせてほしいという思いがありますから、J1相手にゴールできたことで、平瀬という名前をまた全国に知らしめたと思います。来年もまた彼をよろしくお願いします」と語っていた。

(文 近藤安弘)

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