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[FCWC]バルサが劇的勝利で初優勝!!

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[12・19 FCWC2009決勝戦 エストゥディアンテス1-2バルセロナ]

 UAEで開催されているFIFAクラブW杯2009は19日、決勝のエストゥディアンテス(アルゼンチン)-バルセロナ(スペイン)戦を行い、延長戦の末バルセロナが2-1の勝利を収め、初のクラブ世界一に輝いた。試合記録はコチラ

 注目のバルセロナはGKがビクトル・バルデス。DFラインが右からダニエウ・アウベスジェラール・ピケカルレス・プジョルエリック・アビダル。中盤はシャビ・エルナンデスセルヒオ・ブスケツセイドゥ・ケイタが並び、3トップは右サイドにリオネル・メッシ、左サイドにティエリ・アンリ、ワントップがズラタン・イブラヒモビッチという布陣になっている。なお、MFアンドレス・イニエスタは準決勝の負傷のため、欠場が確定している。

 試合はエストゥディアンテスが先制する。前半37分、左サイドから送られたクロスをFWマウロ・ボセッリが身体を投げ出してのダイビングヘッド。ボールはゴール左隅に突き刺さり、エストゥディアンテスが1点のリードを奪った。

 前半は硬直した展開となり、両チーム合わせてシュートは僅か3本。枠内シュートもエストゥディアンテスの得点場面のみとなっている。

 後半に入ると、バルセロナは同点ゴールを奪うべく猛攻を開始。しかし、DFクレメンテ・ロドリゲスらエストゥディアンテス守備陣は集中を切らさず、バルセロナに決定的な場面を作らせない。バルセロナは後半ロスタイムまで、枠内シュート0本に抑えられるなど苦しい展開が続いた。

 しかし迎えた後半ロスタイム、ピケがPA内で競ったボールを最後は途中出場のFWペドロ・ロドリゲスがヘディングで押し込み、土壇場で試合を振り出しに戻した。

 延長に入ってもバルセロナのペースは変わらず、3本の直接FKなどでエストゥディアンテス・ゴールを脅かすと、延長後半5分にはD・アウベスのクロスをメッシが胸で押し込み逆転。試合はそのまま終了し、バルセロナが世界王者に輝いた。

 なお、バルセロナの勝利により、欧州勢が3年連続でクラブ世界一の座に就くことに。一方、敗れたエストゥディアンテスは41年ぶりの世界一を目前で逃すこととなった。

(文 宝田雅樹)

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