鹿島3選手がNIKEショップでトークショー! V3の秘話、そしてV4、アジア制覇への思いを語った
史上初の3連覇を達成した鹿島アントラーズのGK曽ヶ端準、MF中田浩二、MF増田誓志の3選手が23日、東京・原宿にある「NIKEフラッグシップストア原宿」でトークショーを行った。
鹿島が獲得したJリーグ杯やファンの応援メッセージ、試合で着用したユニホームなどが特別展示された3Fの「NIKEBOOTROOM」(展示は23日限りで終了)に、前夜から並んでいた人など先着40名のサポーターが集結。元鹿島で日本代表DFの名良橋晃氏の司会のもと、軽妙なトークが披露された。
3連覇という偉業について、中田は「オフも美味しいお酒が飲めるし、ほんと充実している。ソガの空振り(9月26日の名古屋戦)がなかったら、もっと楽しめたと思うけど」と“口撃”。曽ヶ端は「苦しい時期もありましたし、今までにない5連敗もあった。その中で“空振り”して、さらに流れを悪くしてしまった。みんがチームを良くしようとしてやってきて、優勝できた。こうやって、空振りも笑い話にできた」と自虐ネタにして笑いを誘った。
NIKEでは『勝つために何ができるか』をキーワードにサッカーを応援しているが、鹿島イレブンも、それぞれが「勝つために」どうすればいいかを考え、今シーズンを戦ってきたという。
増田は出番が少なかったが「一番は(試合も練習も)与えられたポジションをしっかりやろうと考えていた。監督のこうしろというポジションができるように、自分のできることをやろうと心がけた」と話し、中田は「僕は最初の方は怪我もあって全然出られなかったけど、チームのために、チームが一つになれるよう心がけた。スタメン組とかサブ組とかが(気持ちで)分かれないように、うまくできたらと意識していた」と“秘話”を明かした。
鹿島は来季、リーグ4連覇、そして初タイトルとなるACL制覇が目標となる。曽ヶ端は「大変なことだが、チームみんなでその目標に向かってやっていきたい。そのほかのタイトル(ナビスコ杯や天皇杯)も獲れなかったので、みんなで獲れたらいい」と“4冠宣言”した。
中田は「来年は4連覇、そしてACLがある。ACLはここ2年狙ってきたけど、獲れなかったタイトル。ガンバとかレッズが獲ってしまってるし、アントラーズも獲らないといけない。自分がどうこうよりもチームのために何ができるかを考えて、僕ら(曽ヶ端、小笠原など)オッサン連中と若手がやっていかなくちゃいけない」と闘志を燃やした。
トークショーは約40分間だったが、名良橋氏の話術に乗り、3選手も観客を楽しませようとリップサービスを展開。急遽、質問コーナーももうけられ、質問者に指名された人の中には目を潤ませて感激するものもいるなど、大盛り上がりを見せた。
3選手はサポーターの熱い応援に改めて感謝。最後はV4、アジア制覇、そして4冠という大目標に向け、サポーターも一丸となって戦おうと呼びかけていた。
〈写真〉トークショーを行った鹿島3選手。右から増田、曽ヶ端、中田、そして司会を務めた名良橋氏。名良橋氏は自身がかぶっていたサンタクロースの帽子を中田にかぶせようとしているところ
☆Jリーグ杯など鹿島の“お宝”が多数展示された!
◇トクショー写真集
◇お宝写真集
(取材・文 近藤安弘)
※史上初の3連覇に導いたオリヴェイラ監督著『オズワルド・オリヴェイラ自伝―風のおもむくままに』好評発売中。購入はコチラ
鹿島が獲得したJリーグ杯やファンの応援メッセージ、試合で着用したユニホームなどが特別展示された3Fの「NIKEBOOTROOM」(展示は23日限りで終了)に、前夜から並んでいた人など先着40名のサポーターが集結。元鹿島で日本代表DFの名良橋晃氏の司会のもと、軽妙なトークが披露された。
3連覇という偉業について、中田は「オフも美味しいお酒が飲めるし、ほんと充実している。ソガの空振り(9月26日の名古屋戦)がなかったら、もっと楽しめたと思うけど」と“口撃”。曽ヶ端は「苦しい時期もありましたし、今までにない5連敗もあった。その中で“空振り”して、さらに流れを悪くしてしまった。みんがチームを良くしようとしてやってきて、優勝できた。こうやって、空振りも笑い話にできた」と自虐ネタにして笑いを誘った。
NIKEでは『勝つために何ができるか』をキーワードにサッカーを応援しているが、鹿島イレブンも、それぞれが「勝つために」どうすればいいかを考え、今シーズンを戦ってきたという。
増田は出番が少なかったが「一番は(試合も練習も)与えられたポジションをしっかりやろうと考えていた。監督のこうしろというポジションができるように、自分のできることをやろうと心がけた」と話し、中田は「僕は最初の方は怪我もあって全然出られなかったけど、チームのために、チームが一つになれるよう心がけた。スタメン組とかサブ組とかが(気持ちで)分かれないように、うまくできたらと意識していた」と“秘話”を明かした。
鹿島は来季、リーグ4連覇、そして初タイトルとなるACL制覇が目標となる。曽ヶ端は「大変なことだが、チームみんなでその目標に向かってやっていきたい。そのほかのタイトル(ナビスコ杯や天皇杯)も獲れなかったので、みんなで獲れたらいい」と“4冠宣言”した。
中田は「来年は4連覇、そしてACLがある。ACLはここ2年狙ってきたけど、獲れなかったタイトル。ガンバとかレッズが獲ってしまってるし、アントラーズも獲らないといけない。自分がどうこうよりもチームのために何ができるかを考えて、僕ら(曽ヶ端、小笠原など)オッサン連中と若手がやっていかなくちゃいけない」と闘志を燃やした。
トークショーは約40分間だったが、名良橋氏の話術に乗り、3選手も観客を楽しませようとリップサービスを展開。急遽、質問コーナーももうけられ、質問者に指名された人の中には目を潤ませて感激するものもいるなど、大盛り上がりを見せた。
3選手はサポーターの熱い応援に改めて感謝。最後はV4、アジア制覇、そして4冠という大目標に向け、サポーターも一丸となって戦おうと呼びかけていた。
〈写真〉トークショーを行った鹿島3選手。右から増田、曽ヶ端、中田、そして司会を務めた名良橋氏。名良橋氏は自身がかぶっていたサンタクロースの帽子を中田にかぶせようとしているところ
☆Jリーグ杯など鹿島の“お宝”が多数展示された!
◇トクショー写真集
◇お宝写真集
(取材・文 近藤安弘)
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