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[高校MOM153]青森山田FW野間涼太(3年)_地元で2発の「関東の鷹」

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[高校サッカー マン・オブ・ザ・マッチ]
[1.2 全国高校選手権2回戦 青森山田2-0神戸科学技術 市原臨海]

 青森山田(青森)のFW野間涼太(3年)が地元で躍動した。千葉県船橋市出身で、中学時代はヴィヴァイオ船橋SCでプレー。「関東の鷹」と書かれた横断幕も掲げられた“ホーム”でチームを勝利に導く2発を叩き込んだ。

 前半から再三の決定機を迎え、前半だけでシュート4本。しかし、ことごとくGKの正面に飛び、ゴールを奪えなかった。「枠を意識しすぎて真ん中に行っていた」と後半は修正。後半26分、MF三田尚希(2年)のパスから切り返しでDFをかわすと、「ニアが見えた。とにかくガムシャラに蹴ったらいいところに行った」と右足でゴール左隅にねじ込んだ。

 後半35分にも三田の左クロスからヘディングで2点目。後半はシュート2本で2点。「前半は全然シュートが入らなくて、後ろが守ってくれていた。申し訳なかったし、決めるしかないと思った」と、ストライカーとしての意地が後半の2点につながった。

 前回大会も1回戦の会場は市原臨海だった。2年生だった野間も先発したが、不発に終わり、鹿児島城西に3-4で敗れた。「緊張したけど、ここでやるのは2回目だったし、友達も来てくれていた」。2年連続でふがいない姿を見せるわけにはいかなかった。

 中学卒業時は千葉の名門、市立船橋や習志野からも誘われていた。しかし、すべて断り、青森への“越境留学”を決めた。「選手権で青森山田を見て、いいサッカーをしているなと思った。千葉の高校は蹴るサッカーが多いけど、青森山田はつなぐサッカー。セレクションを受けて、サッカーをする環境もいいと思った」。現在は寮生活。「最初は心配だったけど、今は楽しい」と笑った。

 1年時の前々回大会はメンバーに入っていたものの出番がなく、チームも1回戦で敗退した。3年目で初の全国選手権勝利。「初めて勝ったので、めちゃくちゃうれしい。今まで体験したことのないうれしさがあった」と会心の笑みだった。

<写真>青森山田FW野間
(取材・文 西山紘平)

特設:高校サッカー選手権2009

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