女子のプレナスなでしこリーグ1部・INAC神戸レオネッサは11日、元日本代表FW鈴木智子が09年限りで現役を引退すると発表した。

　鈴木はリーグ通算148試合56得点と活躍し、日本代表も通算3試合2得点。クラブを通じて「今シーズン限りで現役を引退することに決めました。沢山悩みましたが最後となった全日本選手権準決勝でのレッズ戦で自分の全てを賭けて闘うことができました。

　結果はついて来ませんでしたが後悔はありません。

　今こうやって振り返ってみると、辛いことも沢山ありましたがサッカーを通じて自分自身がすごく成長できたなと思います。周りの支えがあったからこそ、ここまで続けることができました。

　今まで出会ってきた全ての人に感謝しています。そして今まで応援して下さった方々本当にありがとうございました。

　またこの先も楽しい人生にする為に自分なりに頑張りたいと思います」と挨拶している。

(文　近藤安弘)