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[高校選手権]無念の準V、U-17代表・柴崎「この敗戦を糧に」

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[1.11 全国高校選手権決勝 山梨学院大付1-0青森山田 国立]

 ゴールへの執念は実らなかった。1点が遠く、準優勝に終わった青森山田(青森)のU-17日本代表MF柴崎岳(2年)は「青森山田のサッカーができなかった」と唇をかんだ。立ち上がりから山梨学院の速い寄せに苦しみ、中盤で孤立。なかなかボールに絡めなかった。「会場の雰囲気とかプレッシャーから気持ちが焦ったのかもしれない。いつものパスサッカーができなかったのが残念」と悔やんだ。

 後半30分過ぎからは2トップとほぼ同じ位置にまでポジションを上げ、ゴールを目指した。しかし、最後まで相手の堅守をこじ開けられなかった。今大会ナンバー1MFと言われた柴崎だが、まだ2年生。リベンジのチャンスはある。「すごく悔しいけど、この敗戦を糧にして、来年こそと今は考えている。切り替えてやっていきたい」。この悔しさをバネに、もうひと回りもふた回りも成長していくことを期待したい。

<写真>青森山田FW柴崎
(取材・文 西山紘平)

特設:高校サッカー選手権2009

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