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柴崎が来年の鹿島入団を決断か

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 鹿島アントラーズが全国高校選手権で準優勝した青森山田のU-17日本代表MF柴崎岳(17)を来季、獲得することが分かった。15日付のスポーツ報知によると、名古屋と鹿島からオファーを受けていた柴崎が鹿島入団を決意し、名古屋に断りの連絡を入れたといい、今月中に鹿島と仮契約を結ぶ見込み。高校2年生が1月に仮契約を結ぶのは異例で、下部組織からのプロ昇格を除けば、史上最速となるという。

 柴崎には複数のJクラブが獲得に動いていたが、最終的に鹿島と名古屋に絞っていた。通常、高校や大学からプロ入りする場合、高校3年、または大学4年の夏から秋にかけて加入先を決めるのが一般的だが、青森山田サイドは「決断が遅れれば、チーム編成に迷惑をかけてしまう」と、高校2年の1月の時点で返答することを決めていたという。

 同紙によると、鹿島の鈴木満取締役強化部長は「小笠原の後継者となりうる素材。来ることになれば大事に育てていきたい」と大きな期待を口にしていた。

(文 西山紘平)

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