beacon
TOP > NEWS > 記事詳細

チリ遠征のなでしこがアルゼンチンくだし優勝!!

このエントリーをはてなブックマークに追加

[1/21 BICENNTENIAL WOMAN`S CUP 2010第4戦]
なでしこジャパン 4-2 アルゼンチン

 23日、この戦いに勝てば優勝という日本女子代表=なでしこジャパン最後の相手はアルゼンチン。ワールドカップでも対戦したことのあるチームだ。特出して上背があるということではないが、テクニックとスピードに長けた選手が揃う。しかし日本とて、テクニックとスピードの面では負ける訳にはいかない。

 この日のスタメンは第2戦のメンバーが主体。そこへボランチに宮間あや、左サイドに中野真奈美、2トップは安藤梢山口麻美という形になった。合流組が中心に構成されているが、いわゆる主力揃いのメンツ。しかし、第2戦ではこのメンバーをもってしてチリにドローに終わっているため、選手には結果にこだわりたいという強い気持ちがあった。そんな中で開始直後から、一際キレのあるシュートを放つ選手がいた。最終戦で初めてスタメンで登場した中野だ。7分には大野忍のクロスにスライディングで突っ込んだ。その中野が日本に先制点を運んでくる。25分、右サイドからのクロスを中で澤穂希が競り、「こぼれ球は狙っていた」という中野の前にこぼれ出たボールを思い切り、ゴールネットに突き刺した。

 アルゼンチンも日本のパスに対応するべく、日本に負けない豊富な運動量でセカンドボールを狙いにくる。しかし、この日の日本は落ち着いていた。攻撃に切り替わると、ワイドにコンパクトにとリズムを変えながら、徐々にアルゼンチンゴールに近づいていく。そして45分、矢野喬子、大野、宮間とつないだこの日一番のコンビネーションから最後は安藤のヘッドで2点目を挙げたところで前半の終わりを告げるホイッスルがなった。

 メンバーそのままで始まった後半、修正をかけてきたアルゼンチンを前にボールを失う時間が多くなってくる。61分、与えたFKは壁6枚を要する位置。右側から通そうとしたボールを澤が何とか足を伸ばして、軌道を変えるがラインを割ってCKへ。そのクリアボールがファーサイドへ流れたところを拾ったのはPEREZ CATALINA。それを阻止しようとした安藤がファウルを取られ、PKを与えてしまう。しかし、ここはGK山郷のぞみの気迫が勝ったのか、VALLEJOS FABIANAは大きく外すミスキック。日本は運をも味方につけた。苦しい時間帯も耐えながらボールを動かし、流れを取り戻し始めた日本。67分のFKのチャンスには常にファーサイドのポイントで合わせてきていた岩清水梓がニアサイドへ走り込むと、完全に壁の裏にフリーになる。思い切り右足を振り抜く強烈なシュートはGKブロックに合うがタイミングはピッタリだった。

 ここで佐々木則夫監督に高瀬愛実が呼ばれる。ピッチに登場したその3分後、左サイドを突破しながら中へ折り返したボールを山口が決めて、アルゼンチンの集中を折るに十分な3点目が日本に入り、試合は決まった。2分のロスタイムも難なく終わらせた日本は3-0の完封勝利でBICENNTENIAL WOMAN`S CUPを制した。

<写真>試合後の優勝セレモニーで歓喜するなでしこジャパン
この日のNEWS

TOP