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岡田ジャパンの新アウェーユニフォームが完成、興梠&内田が練習合流

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 鹿児島・指宿合宿中の日本代表は30日、午後に約2時間の練習を行った。左太腿裏を痛め、31日に離脱が決まっているDF村松大輔(湘南)は別メニュー調整だったが、28日の練習で右足首を負傷したFW興梠慎三(鹿島)は全体練習に合流。前日29日の練習試合で嘔吐感を訴え、途中交代したDF内田篤人(鹿島)もフルメニューを消化した。

 練習ではフルコートに11人が配置され、GKから10秒以内にシュートまで持ち込む攻撃練習を行い、ボールを奪ってから素早く切り替えて攻撃に移る意識を徹底した。自ら「1、2、3…」と大声で秒数をカウントしていた岡田武史監督は「ポイントを絞った方がキュッとなるから。深い意味はない」と説明。ピッチを全力で往復するハードなメニューにMF中村憲剛(川崎F)は「必然的に走る距離は長くなる。フィジカルの要素も入っていたと思うけど、早く攻らめれるときは早く攻める。とにかく走って、2列目は受けに入るんじゃなくて飛び出す動きが必要」と練習の意図をくみ取っていた。

 練習後には岡田監督らスタッフを抜きにした選手だけの食事会も開催。DF中澤佑二(横浜FM)が呼びかけて実現したもので、選手間のコミュニケーションを深めるとともに、チームの団結を高める狙いだ。

 また、この日はアディダス社製の新オフィシャルアウェーユニフォームも発表された。白地に赤のポイントをあしらい、日本国旗にインスパイアされた伝統のカラーを採用。練習前には全選手がこのアウェーユニフォームに身をまとい、集合写真の撮影も行われた。

<写真>アウェーユニフォームを着用しての集合写真

(取材・文 西山紘平)

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