[2.2 キリンチャレンジ杯 日本0-0ベネズエラ 九石ド]

　日本代表は2日、キリンチャレンジ杯でベネズエラ代表と対戦した。MF小笠原満男が先発で06年6月22日のドイツW杯・ブラジル戦以来となる出場を果たし、後半14分からはFW平山相太も起用されたが、決定機と呼べるチャンスは少なく、無得点。国内組の主力で臨んだW杯イヤー初陣は消化不良のスコアレスドローとなった。

以下は試合後のテレビインタビューでのコメント

●MF小笠原満男(鹿島)
「勝ちたかったんですけど、結果が引き分けになってしまって残念です」

-どう考えて挑んだ?
「チームコンセプトがあったので、いかに出せるかを自分のテーマにした。あとは勝ちたかった・・・」

-6日から東アジア選手権。
「まだそこにいけるかわからないですし、1試合1試合だと思っているが、大会の中で、優勝を目指してやりたい」

-ファンへ。
「見てくれている人たちのためにも、いいゲームをして、結果を出していけたらいい」

●FW平山相太(F東京)
「0-0からの途中出場だったので、やっぱり得点したかったです」

-6日から始まる東アジア選手へ向けて。
「しっかりチームに溶け込んで、チームコンセプトと結果にこだわってやりたいです」

●MF稲本潤一(川崎F)
「やることは変わらず、攻守の切り替えを速くすることを意識してやった」

-東アジア選手権に向けて。
「(ベネズエラ戦は)負けずにできたのは良かったが、反省する点もある。しっかりと課題を克服して次の試合に臨みたい」

●DF中澤佑二(横浜FM)
「ホームでのゲームだったので勝ちたかったですが、シーズンが始まったばかりなので、悲観することはないと思います。東アジア選手権もあるので、次の試合に向けてしっかりとコンディションを整えたいと思います」

●岡田武史監督
「勝てなかったのでは残念でしたけど、ベネズエラが(守備面で)素晴らしいプレッシャーをかけてくれたので、シーズン初めのゲームとしては、本当にいい経験ができた。後半に入って(プレッシャーに)だいぶ慣れてきたので、いい感じで東アジア選手権にいける。いろんな新しい選手もテストできた。いい試合ができたと思う」

-新戦力はどうだったか。
「みんなそれなりに自分の長所、いいところを出してくれた。いろんなオプションができたなという気がしている」

-小笠原のプレーは?
「満男も、ほんと自分の良さというか、ちょっと組合せの問題で、前半は中に入りすぎる選手が多かったんで、(途中から)一人サイドに張る選手が出てきたら、活きてきた」

-修正点はどこ?
「特にこれを修正というか・・・、コンディションや組合せもだいぶ分かったので、また(東アジア選手権で)3試合あるんで、1試合1試合、いろんなテストをしながらやっていきたい」

-その東アジア選手権に向けて。
「ホームでやる大会なので、結果として優勝を狙いたい。その先のW杯に向けてレベルアップの大会にしたい」

以上