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岡田監督が3選手の落選について説明

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 東アジア選手権に臨む日本代表メンバー23人が決まり、2日のベネズエラ戦に招集されていた選手からFW興梠慎三(鹿島)、MF石川直宏(F東京)、MF乾貴士(C大阪)の3人が落選した。

 3日の練習後、岡田武史監督は選考の理由を説明。石川に関してはベネズエラ戦前のウォーミングアップで左ふくらはぎを痛めたためで、「点を取るには必要かなと思っていたが、アップで軽い肉離れを起こして、無理はさせられないと思った。チームで治して、試合勘を戻した方がいいと判断した」と語った。

 ベネズエラ戦では両サイドが中に入ってプレーするタイプだったこともあり、「右サイドに張らせて使おうかなと思っていた」と、アクシデントがなければ起用する考えがあったことを明かし、「彼のサイドでのスピード、そしてシュート力には魅力を感じている。シュート練習では一番上手い」とあらためて期待の大きさを伺わせた。

 興梠、乾については「今のうちのチームにはないものを持っている。ただ、自分から進んでやるとか、厳しさ、タフさ、そういうメンタルを強くしてほしいと本人たちにも話した」と指摘。「素晴らしい才能を持っているし、あきらめずにチャレンジしてほしい」と、今回の落選をバネにすることを期待していた。

<写真>練習中に笑顔を見せる岡田武史監督

(取材・文 西山紘平)

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