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なでしこが宮間のFK弾などで快勝。16歳・岩渕もデビュー!

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[2.6 東アジア女子選手権 日本2-0 中国 味スタ]

 東アジア女子選手権が6日、開幕した。東京・味の素スタジアムでは日本女子代表-中国女子代表が対戦。大会連覇を目指すなでしこジャパンは前半19分、MF宮間あやがFKを決めて先制。後半16分には右MFで先発したDF近賀ゆかりが決めて2-0で日本が初戦を飾った。大会連覇に向けてまずまずのスタートを切った。

 日本は4-4-2システムを採用。GKは海堀あゆみ、DFは右から矢野喬子岩清水梓熊谷紗希鮫島彩、ボランチは澤穂希宇津木瑠美、右MFは近賀ゆかり、左MFは宮間あや、2トップは大野忍山口麻美が組んだ。

 対する中国は4-5-1システム。1トップを務めた174cmのFW韓端(ハン・ドゥアン)に集める形で、ゲームを進めた。

 試合は序盤、日本が短いパスをつないで支配した。前半5分、澤が中盤でパスカットし、走りこんだ大野にスルーパス。左足でシュートしたが、相手DFにブロックされた。

 その後も日本がパスワークで優位に進めるが、バイタルエリアを攻略できない。平均身長163.5cmの日本に対し、中国は169.1cmとフィジカルで勝る。攻め込んでもPA付近で日本の攻撃を食い止めた。

 均衡を破ったのは宮間だった。前半19分、ゴール正面約21m付近で得たFK。宮間が右足を豪快に振り抜いた。やや無回転気味だったボールは、左ポストの内側をかすめてゴールイン。待望の先制点を奪った。

 その後は一進一退の攻防が続く。中国もフィジカルを武器に、中盤でプレッシング。日本に効果的なスルーパスを出させなかった。前半28分、中国はPA左付近からパスをつないで右に展開。豊月(パン・フェンユ)が右足でシュートを放つが、DFにブロックされた。攻撃面ではロングボールを多様するかと思いきや、ショートパスをつなごうとする意識があり、日本を脅かす場面は少なかった。前半は日本の1-0で折り返した。

 後半序盤も日本がやや優位に試合を進めるが、なかなか決定機は作れない。中国が体を張って食い止めた。

 日本は後半16分、ラッキーな形で待望の追加点を奪った。中国DFが日本にとって左PA付近で、ヘディングでGKにバックパスしたボールを近賀が飛び出してカット。右足で押し込み、2-0とリードした。

 中国は同17分、尤佳(ヨウ・ジア)に代えて汪玲玲(ワン・リンリン)を投入。対する日本は同20分、山口に代えて期待の16歳FW岩渕真奈を投入。2トップの一角を務めた。

 その岩渕が、さっそく才能の片鱗を見せた。出場から1分後、左サイドで大野にスルーパス。大野が近賀につなぎ、近賀がGKを交わしてシュート。戻ったDFにクリアされゴールは逃したが、岩渕のパスが起点となった。その後も、代表デビュー戦とは思えない落ち着いたプレーで、攻撃にアクセントをつけた。

 試合は終盤も、日本がパスワークを生かして中盤を支配した。中国はサイドをの使って攻めようとするが、日本の守備は堅い。簡単にバイタルエリアを崩すことはできなかった。試合は結局2-0で日本が勝利。前回覇者の貫録を見せつけた形となった。

<写真>前半24分、先制点を決めた日本代表MF宮間(8番)
(取材・文 近藤安弘)

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