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韓国は男子も快勝。J戦士が勝利に貢献!

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[2.7 東アジア選手権 韓国5-0香港 国立]

 東アジア選手権は7日、東京・国立競技場で韓国代表と香港代表が対戦。連覇を目指す韓国は、先発したイ・ジョンス(鹿島)、パク・チュホ(磐田)、キム・ボギョン(大分)のJリーガートリオの奮闘もあり前半で4得点を奪い、5-0で快勝した。韓国女子とともに首位に立った。

 韓国は4-4-2システムを採用。GKは イ・ウンジェ、DFラインは右からオ・ボムソク、チョ・ヨンヒョン、 イ・ジョンスパク・チュホ、ダブルボランチはキム・ジョンウとク・ジョチャル、攻撃的MFは右がキム・ボギョン、左がオ・ジャンウン、2トップはイ・スンリョルとイ・ドングッが入った。

 そのほかの韓国代表Jリーグ勢、FWイ・グノ(磐田)、DFカク・テヒ(京都)はベンチスタートだった。

 対する香港は4-5-1システムを採用。GKは張春暉、DFラインは右から李志豪、呉偉超、謝雷、潘耀シャク、ダブルボランチは陳偉豪、文彼得、中盤は右から梁振邦、李海強、郭建邦、1トップは巣鵬飛が務めた。ただ香港は韓国の攻撃に耐えるため、たびたび5バックになっていた。

 前半から実力で勝る韓国がゴールラッシュをみせた。前半10分、左のショートCKをイ・ジョンスが頭で折り返し、主将のキム・ジョンウがヘディングで先制した。

 さらに前半24分、右サイドで得たFKをキム・ボギョンが裏を狙ってけりこむと、オフサイドトラップをかいくぐって抜け出したク・ジョチャルが右足で追加点を奪った。

 前半32分には再び右サイドで得たFKをキム・ボギョンが再び中に放り込み、これをキム・ジョンウが頭で折り返す。これをFWイ・ドングッが頭で決めて3-0とした。同37分にはイ・スンリヨルがワンツーで抜け出し右足で4-0と突き放した。

 前半は4-0で折り返し、後半に突入した。後半も韓国優位は変わらない。だが、香港も粘りを見せ、ゴールは割らせなかった。カウンター攻撃を繰り出すシーンも増え、1トップの巣鵬飛にボールが入る回数も増えた。

 後半18分、韓国代表は右SBのオ・ボムソクに代わり、カク・テヒ(京都)を投入。カクはCBに入り、代わりにイ・ジョンスが右SBに回った。韓国の4バックは3人がJリーガー勢となった。

 だが、後半はゴールが遠い。追加点はなかなか奪えない。香港の粘り強いマークにあったが、それでも後半ロスタイム、途中出場のFWノ・ビョンジュンが1点を加えて5-0勝利。全体的に仕上がりの良さを見せつけ、連覇に向けて好発進した。

(取材・文 近藤安弘)

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