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今野が先発も、小笠原は「東北人コンビ」に自信?

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 右ひざ痛のFW岡崎慎司(清水)が11日の香港戦を欠場した場合、MF大久保嘉人(神戸)が前線に上がり、DF今野泰幸(F東京)がボランチに入りそうだ。今野本人は「分かりません」と言葉少なだったが、前日9日の練習試合でもボランチでプレー。岡田武史監督から「今野は素晴らしかった」と絶賛されただけに可能性は十分にある。

 MF小笠原満男(鹿島)も2試合ぶりの先発が濃厚で、小笠原と今野がそろって先発すれば初めて。ジーコ監督時代の05年8月7日の韓国戦(今野が先発、小笠原が途中出場)、同8月17日のイラン戦(小笠原が先発、今野が途中出場)の計28分間しか一緒にプレーしていないが、小笠原は「東北人コンビなんで。言葉がなくても分かります」と冗談交じりに強調していた。岩手県出身の小笠原、宮城県出身の今野。連係に不安はないようだ。

 ボランチに今野が入れば守備面が安定するのは間違いない。小笠原は「いい位置で取れれば攻撃につながるし、ボールを取ったところから攻撃が始まる。いい位置で取ることが大事。香港はカウンターが武器だし、それをさせないように。向こうが“さあ行こう”というところでボールを奪えれば逆にチャンスになる」とイメージを膨らませていた。

(取材・文 西山紘平)

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