鹿島アントラーズのMF小笠原満男はこれまでも何度もタイトルを争ってきたG大阪との決戦が待ち遠しい様子だった。「数々のタイトルがあるけど、今回に限っては一発勝負。相手がガンバということで、個人的には試合をするのが楽しみなチーム。いい試合をして勝てれば」と意気込んだ。

　昨年の富士ゼロックススーパー杯はケガのため欠場。タイトルのかかった試合を目前に控え、気持ちも高ぶっていた。23日のACL長春亜泰戦も出場停止だっただけに、鹿島での今季初の公式戦に向けコンディションも仕上がっている。

　2010Jリーグキックオフカンファレンス後には東京運動記者クラブが選出した2009年度のフットボーラー・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀選手)の授賞式も行われ、「何試合も見てサッカーを見る目の肥えている記者の方に1年間のプレーを評価してもらって光栄。歴史のある賞、数々の人が受賞した賞を自分がいただけたのも光栄です。これからもまたこの賞をもらえるように頑張っていきたい」と話していた。

(取材・文　西山紘平)