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日本代表の試合準備で男性が死亡

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 バーレーン戦が行われる豊田スタジアムで、日本代表の練習中、男性がトレーラーに挟まれて死亡する事故が起きていた。

 3日付の新聞各紙の報道によると、日本代表の公式練習が行われた2日の午前11時15分頃、豊田スタジアムの南西側スロープで、作業中の会社員中嶋将史さん(37、茨城県牛久市)が11tトレーラーの左側面と壁面の間に挟まれて死亡した。

 中嶋さんは、日本―バーレーン戦に備え、広告看板を搬送するためにバックするトレーラーの誘導を行っていたという。

 すぐに豊田市内の病院に搬送されたが、午後0時7分に死亡が確認された。豊田署は自動車運転過失傷害の疑いで、運転手の会社員奥田哲也容疑者(43、茨城県土浦市)を現行犯逮捕した。

 報道によると、日本サッカー協会やJリーグの主催試合で、作業員などの死亡事故が起きたのは初めて。日本サッカー協会は「痛ましい事故で、お悔やみを申し上げたい」などとコメントしている。ただバーレーン戦は予定通り実施する。

(文 近藤安弘)

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