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[高校]選手権Vの山梨学院・横森監督が退任、吉永ヘッドが新監督に

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 第88回全国高校サッカー選手権で山梨学院(山梨)を初出場初優勝へ導いた横森巧監督(67)が、今年度限りで退任し、同校と山梨学院大の総監督へ戻ることが分かった。8日の山梨日日新聞が報じたもので、新監督にはかつて清水エスパルスなどでコーチを務めていた経歴を持ち、昨春から山梨学院で実質的に選手育成、チームの指揮を担当していた吉永一明ヘッドコーチが就任する。

 退任する横森監督は7日のミーティングで「吉永さんを監督とし、みんなで力を合わせてやってもらいたい」と伝えたという。チームは今後、福岡で行われるサニックス杯国際ユースサッカー大会や静岡で開催される全国高校親善大会に出場し、全国総体予選へ向けた準備をする予定。吉永新監督は「部員全員が同じ方を向き、全体がレベルアップできる組織にし、常に全国トップ4に入る安定した力をつけたい」と抱負を語った。また、MF宮本龍主将は「自分たちはやるべきことをやるだけ」と話し、エース加部未蘭は「これまで以上の結果を出せるように頑張る」と昨年以上のチームをつくることを誓っている。

(文 吉田太郎)

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