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横浜FMvs清水 試合後の選手コメント

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[4.3 J1第5節 横浜FM1-2清水 日産ス]

 J1第5節は3日、各地で6試合を行い、日産スタジアムでは3位横浜F・マリノスと2位清水エスパルスが対戦。清水は前半5分、42分にFW岡崎慎司がゴールを決めると、横浜FMの反撃を1点に抑え、2-1で逃げ切った。これで開幕から3勝2分の無敗をキープ。この日試合のなかった鹿島を抜き、暫定首位に浮上した。
以下、試合後の選手コメント

<横浜FM>
●FW渡邉千真
「崩されたわけじゃないからもったいない。立ち上がりの入りが悪かった。チーム全体で大事な試合だと分かっていたし、そこで結果を残さないといけなかった。もう少しミドルシュートを打ってもよかったかもしれない」

●FW山瀬功治
「2失点したとしてもそれ以上取らないといけない。チャンスはあったし。できるだけボールを前に運べるようにボールのもらい方、置く位置も意識している。シュンさんが帰ってきたこともあって、中盤でゲームをつくる必要がなくなったので最後の部分を意識してやっている。ラストパスの雑さもあったと思うけど、今振り返ると、パスではなく、シュートを選択してもよかったというシーンもあった。そういうのは次に生かしたい。清水の守備は特に堅いというわけじゃなかったけど、組織としてバランスが取れていて、大きな穴がなかった」

●MF清水範久
―得点シーンは?
「自分の点とは思ってなかった。触っただけだし、相手にも当たって、GKバタバタしていたから。自分の得点になるならうれしいですけど」

<清水>
●FW岡崎慎司
―2点ともいい場所にいたが?
「2点目は自分が意識せずにボールが来たけど、1点目は後ろから全力で行けば何かが起こると思っていた。時間が止まった感じで、逆にPKみたいに緊張したけど、そこで落ち着いて決めれてよかった。今日はチームのみんなに感謝。西部さんを筆頭に守備陣が頑張ってくれた。勝つために何ができるかということをみんなが考えていたから、試合をコントロールはできなかったけど、勝ち切るところまでつながったと思う」
―自陣にまで戻っていい守備をしていたが?
「そこから飛び出していきたいと思っている。守備で終わったら普通なので。まだまだ走り切れるところがあると思う」
―代表合宿前のゴールとなったが?
「常にゴールは欲しいし、川崎戦では自分が決めれずに引き分けた。今日決めれてよかった。今年は代表もそうだけど、点を取って当たり前だと自分でも思ってやっている」

●MF小野伸二
―俊輔との対戦は27分で終わったしまったが?
「足を痛めたみたいだったけど、やっぱりボールを持っているときはチャンスもつくられていた。でもうちもしっかりケアして、集中して抑えることができていた。後半は守備に回る時間が多かったので、そこでタメをつくってサポートして前半みたいにできないといけない」
―スタートダッシュできたと思うが?
「今日の試合は特に勝ちたかった。前節も勝ちたかったけど、選手の勝ちたい気持ちが強かったから勝てたと思う。自信を持っていいと思うけど、過信にならずに、チャレンジャーの気持ちで毎試合集中して、いいサッカーをしていきたい。課題はたくさん出たけど、そういう試合を勝ち切ったのはよかった。守備陣の頑張りは攻撃陣の刺激になっているし、もっともっと楽にさせてあげたいと思っている」

●GK西部洋平
「最低限の勝ち点3が取れたのはよかったけど、プレーはまだまだなところもあった。PKを止められたことには満足しているけど、DFも体を張って守ってくれていたし、なんとか止めて流れを渡さないようにと考えていた」
―今季はまだ2失点だが?
「エディ(ボスナー)が入って、人が替わった部分もあって、少し時間がかかるかなと思っていたけど、コミュニケーションも問題なく取れている。中断期間までは走りたい」
―暫定首位に立ったが?
「首位は意識してないし、選手の中でもそういう声はない。まだ始まったばかりという感じ」
―PKの場面は?
「開幕戦でPKを与えていて、そのとき動くのが早かった。今日はできるだけ我慢して対応できたのがよかった」

(取材・文 西山紘平)

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