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日本人初の快挙、家本主審がウェンブリーでイングランド対メキシコを担当

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 日本サッカー協会は14日、5月24日にウェンブリー・スタジアム(イングランド)で行われる国際親善試合、イングランド代表対メキシコ代表を日本人レフェリーが担当することが決まったと発表した。

 担当するのは、国際主審の家本政明氏、国際副審の名木利幸氏と大塚晴弘氏。日本人レフェリーが聖地・ウェンブリーで笛を吹くのは史上初となる。

 松崎康弘審判委員長によると、イングランドサッカー協会から日本人レフェリーを招待したいとの連絡が入り、上記3人の名前を推薦したところ、正式に家本氏ら3人に対し招待状が届いたという。

 家本主審は10日の広島対川崎F戦で史上17人目となるJ1通算100試合担当を達成。国際主審としても活躍しており、ACLやW杯予選などを担当し、国際Aマッチも過去8試合で笛を吹いている。

 松崎氏は「家本主審は日本人の国際審判員として西村雄一主審に続いてナンバー2の評価を受けている。今後の将来性や、(南アフリカW杯審判員に選ばれた)西村主審の競争相手となることも期待して派遣を決めた」と話している。

 なお、5月24日に埼玉スタジアムで行われる日本代表対韓国代表の試合は、イングランド協会から派遣されたレフェリーが担当する予定となっている。

(取材・文 西山紘平)

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