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リベリら一部フランス代表選手に淫行スキャンダルが発覚

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 バイエルンのフランス代表FWフランク・リベリら複数の同国代表選手が、淫行疑惑のスキャンダルに巻き込まれた。

 フランスのレキップ紙が報じたようで、日本では21日付で日刊スポーツが報じている。報道によると、パリのシャンゼリゼ地区のナイトクラブ「カフェ・ザマン」の組織的な売春捜査に絡み、フランス代表4選手の名前が浮上した。くしくも21日の欧州CLで対戦するリベリとゴブの2選手が、既に参考人として警察の事情聴取を受けたという。

 リベリの場合、2009年からモロッコ系フランス人の売春婦と付き合いがあったが、当時18歳未満だったことが判明。これにより、淫行疑惑がもたれている。ドイツ・ミュンヘンにも呼んでいたと報じられているが、本人は警察の取材に肉体関係を否定したうえで「18歳未満とは知らなかった」とも話しているという。

 リベリの弁護士は「売春組織のリーダー格の人物を知っているだけで、リベリとは何の関係もない」と説明している。フランスでは淫行の場合、罰金か最悪3年の禁固刑もありうるが、今回は警察当局のは組織の摘発にあるため、リベリが告発される可能性は低いとされている。

 この件に関しては、リヨンFWシドニー・ゴブも同様の売春婦と関係があり、警察から事情聴取されたようだ。ただ、ゴブが関係をもったとされる時期は、すでその女性が18歳になっていたため、法的な問題はない。

 そのほかにも、同様の件でR・マドリーFWカリム・ベンゼマ、マルセイユFWハテム・ベン・アルファの名前も浮上しており、W杯を前にフランスサッカー界は大揺れとなっている。

(文 近藤安弘)
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