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マルキーニョスが"みそぎ"の1得点1アシスト、J通算100ゴールも達成

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[4.24 J1第8節 横浜FM1-3鹿島 日産ス]

 鹿島アントラーズが3発快勝で4試合ぶりの白星を飾った。前半21分、MF小笠原満男の左FKにDFイ・ジョンスが頭で合わせ、先制点。横浜F・マリノスも前半30分にDF波戸康広の右クロスからFW渡邉千真が同点ゴールを決めたが、後半に入り、鹿島のエースが本領を発揮した。

 後半6分、右サイドの細かいパス交換からFWマルキーニョスが持ち込み、ゴール前に低いクロスを送ると、小笠原が逆サイドからフリーで走り込み、勝ち越しゴールを奪う。さらに同15分、GK曽ヶ端準のスローイングを受けたMF野沢拓也が絶妙なスルーパス。これに走り込んだマルキーニョスがGKとの1対1を冷静に決め、3-1と突き放した。

 4日の仙台戦(1-2)で一発退場となり、2試合出場停止処分を受けていたマルキーニョスにとっては汚名返上の1得点1アシスト。自身が出場停止の間、チームも2戦連続引き分けと苦しんでいただけに、復帰戦であらためてその存在感を見せつけた。

 この日のゴールで史上5人目となるJ通算100得点も達成。東京V、横浜FM、市原(現千葉)、清水と5クラブを渡り歩き、01年8月の初ゴールから足掛け10年で達成したメモリアルゴールだった。

 スポーツニッポンWeb版によると、マルキーニョスは「(出場停止で)出られなかった間は反省に時間を費やした。(J通算100点目は)素直にうれしい」と喜んでいた。

(文 西山紘平)

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