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広島は90分の山岸弾で同点に。指揮官「強豪クラブだと証明できた」

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[4.24 J1第8節 新潟2-2広島 東北電ス]
 サンフレッチェ広島が敵地で貴重な勝ち点1をつかんだ。1-2で迎えた後半45分、MF山岸智がPA内右でFW李忠成からのパスに抜け出して落ち着いて同点弾を決めた。
 試合は前半5分にエースFW佐藤寿人のゴールで先制。しかしその後、広島はACLや変則日程のために21日に名古屋戦を行うなど14日間で5試合という強行軍の影響か、新潟に逆転された。だが、土壇場で勝ち点1をつかんだ。ヒーローの山岸はかつて運動量を要求されたオシム氏の愛弟子。真骨頂をみせた。
 広島によるとペトロヴィッチ監督は「この試合で、サンフレッチェは小さなクラブではなく、強豪クラブになったことを証明できたのではないか。試合終盤の内容を見ていると、この2週間で5試合目なのは新潟のようにも見えた。この勝ち点1は、選手たちが見せた強いメンタルの表れと言えるだろう」と喜んだ。
(文 近藤安弘)

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